COleVariant::operator =
更新 : 2007 年 11 月
次のオーバーロード代入演算子は、この COleVariant オブジェクトに転送元の値をコピーします。
const COleVariant& operator =(
const VARIANT& varSrc
);
const COleVariant& operator =(
LPCVARIANT pSrc
);
const COleVariant& operator =(
const COleVariant& varSrc
);
const COleVariant& operator =(
const LPCTSTR lpszSrc
);
const COleVariant& operator =(
const CString& strSrc
);
const COleVariant& operator =(
BYTE nSrc
);
const COleVariant& operator =(
short nSrc
);
const COleVariant& operator =(
long lSrc
);
const COleVariant& operator =(
const COleCurrency& curSrc
);
const COleVariant& operator =(
float fltSrc
);
const COleVariant& operator =(
double dblSrc
);
const COleVariant& operator =(
const COleDateTime& dateSrc
);
const COleVariant& operator =(
const CByteArray& arrSrc
);
const COleVariant& operator =(
const CLongBinary& lbSrc
);
解説
次に各演算子を簡単に説明します。
operator =(varSrc) このオブジェクトに既存の VARIANT または COleVariant オブジェクトをコピーします。
operator =(pSrc) このオブジェクトに pSrc が指す VARIANT オブジェクトをコピーします。
operator =(lpszSrc) このオブジェクトに NULL で終わる文字列をコピーし、VARTYPE に VT_BSTR を設定します。
operator =(strSrc) このオブジェクトに CString オブジェクトをコピーし、VARTYPE に VT_BSTR を設定します。
operator =(nSrc) このオブジェクトに 8 または 16 ビット整数値をコピーします。nSrc が 8 ビット値のときは、この VARTYPE に VT_UI1 を設定します。nSrc が 16 ビット値で、VARTYPE が VT_BOOL のときはそのまま、それ以外は VT_I2 を設定します。
operator =(lSrc) このオブジェクトに 32 ビット整数値をコピーします。VARTYPE が VT_ERROR のときはそのまま、それ以外は VT_I4 を設定します。
operator =(curSrc) このオブジェクトに COleCurrency オブジェクトをコピーし、VARTYPE に VT_CY を設定します。
operator =(fltSrc) このオブジェクトに 32 ビット浮動小数点数値をコピーし、VARTYPE に VT_R4 を設定します。
operator =(dblSrc) このオブジェクトに 64 ビット浮動小数点数値をコピーし、VARTYPE に VT_R8 を設定します。
operator =(dateSrc) このオブジェクトに COleDateTime オブジェクをコピーし、VARTYPE に VT_DATE を設定します。
operator =(arrSrc) この COleVariant オブジェクトに CByteArray オブジェクトをコピーします。
operator =(lbSrc) この COleVariantオブジェクトに CLongBinary オブジェクトをコピーします。
詳細については、Windows SDK の「VARIANT」と「VARTYPE」を参照してください。
必要条件
ヘッダー : afxdisp.h