AtlAxDialogBox
更新 : 2007 年 11 月
ユーザーが用意するダイアログ テンプレートからモーダル ダイアログ ボックスを作成します。
ATLAPI_(int) AtlAxDialogBox(
HINSTANCE hInstance,
LPCWSTR lpTemplateName,
HWND hWndParent,
DLGPROC lpDialogProc,
LPARAM dwInitParam
);
パラメータ
hInstance
[入力] モジュールのインスタンスを識別します。このモジュールの実行可能ファイルがダイアログ テンプレートを保持します。lpTemplateName
[入力] ダイアログ ボックス テンプレートを識別します。このパラメータは、ダイアログ ボックス テンプレートの名前を指定する null で終わる文字列へのポインタ、またはダイアログ ボックス テンプレートのリソース識別子を指定する整数値です。パラメータがリソース識別子を指定する場合、上位ワードは 0 で、下位ワードは識別子を含んでいる必要があります。MAKEINTRESOURCE マクロを使用してこの値を作成できます。hWndParent
[入力] ダイアログ ボックスを所有するウィンドウを識別します。lpDialogProc
[入力] ダイアログ ボックス プロシージャを指します。ダイアログ ボックス プロシージャの詳細については、「DialogProc」を参照してください。dwInitParam
[入力] WM_INITDIALOG メッセージのパラメータ lParam でダイアログ ボックスに渡す値。
戻り値
標準の HRESULT 値のいずれかを返します。
解説
ActiveX コントロールを含んだダイアログ テンプレートで AtlAxDialogBox を使用するには、ダイアログ リソースの CONTROL セクションの text フィールドに、有効な CLSID、APPID、または URL 文字列を指定し、さらに、同じセクションの class name フィールドに "AtlAxWin80" を指定します。有効な CONTROL セクションの例を次に示します。
CONTROL "{04FE35E9-ADBC-4f1d-83FE-8FA4D1F71C7F}", IDC_TEST,
"AtlAxWin80", WS_GROUP | WS_TABSTOP, 0, 0, 100, 100
リソース スクリプトの編集方法の詳細については、「テキスト形式でのリソース スクリプト ファイルのオープン」を参照してください。コントロール リソース定義ステートメントの詳細については、『Windows SDK: SDK Tools』の「Common Control Parameters」を参照してください。
ダイアログ ボックス全般に関する情報については、Windows SDK の「DialogBox」および「CreateDialogParam」を参照してください。
必要条件
ヘッダー : atlhost.h