CAtlArray クラス
更新 : 2007 年 11 月
このクラスは、配列オブジェクトを実装します。
template<
typename E,
class ETraits = CElementTraits< E >
>
class CAtlArray
パラメータ
E
配列に格納されるデータの型。ETraits
要素をコピーまたは移動するコード。
解説
CAtlArray には、ユーザー定義の型を持つ要素の配列を作成および管理するメソッドが用意されています。CAtlArray オブジェクトは C 言語の標準的な配列と同じ機能ですが、必要に応じて動的に拡張および縮小できます。配列のインデックスは、必ず 0 から始まります。また、上限を設定したり、新しい要素の追加時に拡張したりできます。
要素の少ない配列には、ATL クラスの CSimpleArray を使用できます。
CAtlArray は、シリアル化をサポートしていませんが、MFC の CArray クラスに密接に関係しており、MFC プロジェクトで機能します。
詳細については、「ATL コレクション クラス」を参照してください。
必要条件
ヘッダー : atlcoll.h
参照
処理手順
MMXSwarm サンプル : CImage と Visual C++ MMX サポート
DynamicConsumer サンプル : 動的アクセサとスキーマ行セット クラスを使用したデータベースのメタデータの読み取り
UpdatePV サンプル : 更新可能な OLE DB プロバイダの実装
Marquee サンプル : スクリプトを使用したパフォーマンス モニタ データの提供