方法 : フォームとコントロールのダブル バッファリングを行うことによってグラフィックスのちらつきを軽減する
更新 : 2007 年 11 月
ほとんどのアプリケーションでは、.NET Framework が提供する既定のダブル バッファリングにより最善の結果が得られます。標準の Windows フォーム コントロールは既定でダブル バッファリングをサポートしています。フォームおよび作成済みコントロール内では既定のダブル バッファリングを 2 とおりの方法で有効にできます。DoubleBuffered プロパティを true に設定するか、SetStyle メソッドを呼び出して OptimizedDoubleBuffer フラグを true に設定します。どちらの方法でも、フォームまたはコントロールに対して既定のダブル バッファリングが有効になり、ちらつきのないグラフィックが描画されます。SetStyle メソッドの呼び出しは、ユーザーがすべてのレンダリング処理コードを記述したカスタム コントロールに対してのみ実行するようにお勧めします。
アニメーションや高度なメモリ管理など、より高度なダブル バッファリングのシナリオでは、独自のダブル バッファリング ロジックを実装できます。詳細については、「方法 : バッファリングされたグラフィックスを手動で管理する」を参照してください。
ちらつきを軽減するには
DoubleBuffered プロパティを true に設定します。
DoubleBuffered = TrueDoubleBuffered = true;
または
SetStyle メソッドを呼び出して、OptimizedDoubleBuffer フラグを true に設定します。
SetStyle(ControlStyles.OptimizedDoubleBuffer, True)SetStyle(ControlStyles.OptimizedDoubleBuffer, true);