FindSymbol コマンド
更新 : 2007 年 11 月
現在のスコープのオブジェクト (名前空間、クラス、構造体、インターフェイス、型、列挙型など) とメンバ (プロパティ、メソッド、イベント、変数、定数、列挙型アイテムなど) を検索します。
Edit.FindSymbol symbolname [/word | /prefix | /substring]
[/case | /nocase] [/refs | /norefs]
Edit.QuickFindSymbol symbolname
引数
- symbolname
必ず指定します。検索するオブジェクトまたはメンバの標準名。
スイッチ
/word または /w
省略できます。完全に一致する単語だけを検索します。このスイッチと共に /prefix や /substring も指定した場合は、このスイッチが優先されます。/prefix または /p
省略できます。objectname に指定した文字列で始まるシンボルを検索します。このスイッチと /substring の両方を指定した場合は、このスイッチが優先されます。/substring または /s
省略できます。objectname に指定した文字列を含むシンボルを検索します。/case または /c
省略できます。引数 objectname に指定したテキストと大文字/小文字までが完全に一致する場合にだけ、一致したと見なされます。このスイッチと /nocase の両方を指定した場合は、このスイッチが優先されます。/nocase または /nc
省略できます。大文字と小文字を区別せずに検索します。/refs または /r
省略できます。シンボルの検索対象に参照先コンポーネントを含めるように指定します。このスイッチと /norefs の両方を指定した場合は、このスイッチが優先されます。/norefs
省略できます。シンボルの検索対象に参照先コンポーネントを入れないように指定します。
解説
定義しなかったスイッチについては、[検索と置換] ウィンドウの [シンボルの検索] タブでの現在の設定が、既定として使用されます。コマンド ラインからの検索によって、[シンボルの検索] ダイアログ ボックスのオプションが変更されることはありません。
Edit.QuickFindSymbol コマンドは、[検索と置換] ウィンドウを表示しないで、[シンボルの検索] タブで現在設定されているオプションを常に使用する点を除いて Edit.FindSymbol コマンドと同じです。
使用例
次の最初の例では、[検索と置換] ウィンドウの [シンボルの検索] タブで、[大文字と小文字を区別する] 検索オプションと [参照内で検索] 検索オプションをオンにした場合と同様に、部分文字列 "cRefs" を、大文字と小文字を区別し、参照を含めて検索します。
>Edit.FindSymbol cRefs /substring /case
以下の例では、どちらも、[検索と置換] ウィンドウの [シンボルの検索] タブで設定したオプションを使用して、"CMyClass" を検索します。
>Edit.FindSymbol CmyClass
>Edit.QuickFindSymbol CMyClass