<DeviceSpecific> 要素
更新 : 2007 年 11 月
<DeviceSpecific> 要素は、デバイスごとの選択項目を必要とするテンプレート セット内やコントロール内にある複数の代替コンテンツからどれを選択するかを指定する構成要素を提供します。<DeviceSpecific> 要素内には、通常、1 つまたは複数の <Choice> 要素を指定します。各 <Choice> 要素には、ターゲット デバイスの機能に対応した選択項目の評価方法を指定する属性を含めます。実行時に、各選択項目が順番に評価され、評価が最初に成立した項目が使用されます。各 <Choice> 要素には、次のものを格納できます。
評価するデバイス フィルタの名前を指定する Filter プロパティ。
親コントロールのプロパティをオーバーライドする追加のプロパティ。
コントロールのテンプレート定義。
Choice 要素の Filter プロパティが省略されている場合は、常に true と評価されます。採用する項目が宣言されていない場合、既定の項目が採用されます。
プロパティ
プロパティ |
説明 |
|---|---|
<DeviceSpecific> 要素にある選択項目のコレクションを返します。 |
|
<DeviceSpecific>/<Choice> 構成要素の現在選択されている項目内にテンプレートが定義されている場合、true を返します。 |
|
<DeviceSpecific> 要素を含むモバイル ページを返します。 |
|
<DeviceSpecific> 要素のオーナーである、コントロールまたはスタイルを返します。 |
|
現在選択されている項目を返します。選択されている項目がない場合は、null を返します。 |
包含規則
<DeviceSpecific> 要素を含めることができるコントロールは、次のとおりです。
コントロール |
説明 |
|---|---|
MobileControl コントロール、または MobileControl オブジェクトを継承するコントロールには、0 または 1 つの <DeviceSpecific> 要素を含めることができます。 |
|
Style コントロール、または Style オブジェクトを継承する要素には、0 または 1 つの <DeviceSpecific> 要素を含めることができます。 |
<DeviceSpecific> 要素には、次のコントロールを含めることができます。
コントロール |
説明 |
|---|---|
<DeviceSpecific> 要素には、任意の数の DeviceSpecificChoice コントロールを含めることができます。 |
例
説明
この例では、PrefersGIF および PrefersWBMP デバイス フィルタを使用して、3 つのイメージ URL からデバイスの機能に基づいて 1 つの URL を選択します。
.gif "メモ") メモ : |
|---|
指定するデバイス フィルタは、Web.config ファイル内で使用できることが必要です。詳細については、「モバイル デバイス機能」を参照してください。 |
コード
<DeviceSpecific>
<Choice Filter="PrefersGIF" ImageUrl="colorImg.gif"/>
<Choice Filter="PrefersWBMP" ImageUrl="myImage.wbmp"/>
<Choice ImageUrl="monoImg.gif"/>
</DeviceSpecific>
参照
概念
参照
<Choice> 要素 (.NET Framework 開発者ガイド)