方法 : フォームにアクセスする
更新 : 2007 年 11 月
Visual Basic のフォームのメンバには、変数を作成することなくアクセスできます。次の例では、フォームの色を変えることによってこれを示します。
フォームへのアクセス
Form1 にアクセスするには
プロジェクトに System.Drawing 名前空間への参照が含まれていることを確認します。これは、フォームにアクセスするためにではなく、色を設定するために必要です。
Form1 に対して色を直接変更します。
Form1 の Show メソッドを直接呼び出します。
Public Sub ChangeForm1Colors() Form1.ForeColor = System.Drawing.Color.Coral Form1.BackColor = System.Drawing.Color.Cyan Form1.Show() End Sub
Form1 がまだ存在しない場合は、Visual Basic によって作成されます。変数を宣言する必要はありません。
フォームの追加のインスタンスを作成する
既存のフォームにアクセスするのではなく、フォームを新規作成する場合には、変数を宣言し、New キーワードを使用して変数を初期化することによって、新規作成できます。
Form1 の追加のコピーを作成するには
プロジェクトに System.Drawing 名前空間への参照が含まれていることを確認します。これは、フォームにアクセスするためにではなく、色を設定するために必要です。
New Form1 を変数に代入します。
Public Sub GetSecondInstance() Dim newForm1 As New Form1 newForm1.BackColor = System.Drawing.Color.YellowGreen newForm1.Show() End Sub
同じフォームのコピーを複数表示する場合は、追加のコピーを作成する必要があります。上の例では、Form1 の 2 つ目のコピーを作成し、これを別の色で塗りつぶしています。その後は、Form1 を使用すると元のコピーにアクセスでき、newForm1 を使用すると 2 つ目のコピーにアクセスできます。