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throw (C# リファレンス)

更新 : 2007 年 11 月

throw ステートメントは、プログラムの実行中に例外という異常事態が発生したことを通知するために使用します。

解説

スローされる例外は、クラスが System.Exception から派生したオブジェクトです。例を次に示します。

class MyException : System.Exception {}
// ...
throw new MyException();

通常、throw ステートメントは、try-catch または try-finally ステートメントで使用されます。

また、throw ステートメントを使用して、キャッチした例外を再びスローすることもできます。詳細および例については、「try-catch」および「例外のスロー」を参照してください。

使用例

throw ステートメントで例外をスローする例を次に示します。

public class ConstTest 
{
    class SampleClass 
    {
        public int x;
        public int y;
        public const int c1 = 5;
        public const int c2 = c1 + 5;

        public SampleClass(int p1, int p2) 
        {
            x = p1; 
            y = p2;
        }
    }

    static void Main() 
    {
        SampleClass mC = new SampleClass(11, 22);   
        Console.WriteLine("x = {0}, y = {1}", mC.x, mC.y);
        Console.WriteLine("c1 = {0}, c2 = {1}", 
                          SampleClass.c1, SampleClass.c2 );
    }
}
/* Output
    x = 11, y = 22
    c1 = 5, c2 = 10
 */

コード例

try-catchtry-finally、および try-catch-finally の例を参照してください。

C# 言語仕様

詳細については、「C# 言語仕様」の次のセクションを参照してください。

  • 5.3.3.11 throw ステートメント

  • 8.9.5 throw ステートメント

参照

処理手順

方法 : 例外を明示的にスローする

概念

C# プログラミング ガイド

参照

The try, catch, and throw Statements

C# のキーワード

例外処理ステートメント (C# リファレンス)

その他の技術情報

C# リファレンス