CStringT::Format
更新 : 2007 年 11 月
sprintf が C スタイルの文字配列に書式化されたデータを設定する場合と同じ方法で、書式付きデータを CStringT に書き込みます。
void __cdecl Format(
UINT nFormatID,
[, argument]...
);
void __cdecl Format(
PCXSTR pszFormat,
[, argument]...
);
パラメータ
nFormatID
同一の書式指定文字列が含まれている文字列リソース識別子。pszFormat
書式指定文字列。argument
省略可能な引数。
解説
この関数は、一連の文字と値を書式化し、CStringT に格納します。オプションの引数が指定されている場合、各オプション引数は、pszFormat の対応する書式指定に従って、または nFormatID によって識別される文字列リソースの書式に従って変換され、出力されます。
文字列オブジェクト自体をパラメータとして Format に渡すと、呼び出しは失敗します。たとえば、次のコードの結果は保証されません。
CAtlString str = _T("Some Data");
str.Format(_T("%s%d"), str, 123);
// Attention: str is also used in the parameter list.
詳細については、「printf 関数と wprintf 関数の書式指定フィールド」および「sprintf、_sprintf_l、swprintf、_swprintf_l、__swprintf_l」を参照してください。
使用例
// typedef CStringT<TCHAR, StrTraitATL<TCHAR, ChTraitsCRT<TCHAR>>> CAtlString;
CAtlString str;
str.Format(_T("Floating point: %.2f\n"), 12345.12345);
_tprintf_s(_T("%s"), (LPCTSTR) str);
str.Format(_T("Left-justified integer: %.6d\n"), 35);
_tprintf_s(_T("%s"), (LPCTSTR) str);
必要条件
ヘッダー : cstringt.h