2.7 データ環境

このセクションでは、並行領域の実行中、データ環境を制御するためのディレクティブといくつかの句について説明します。

• threadprivate ディレクティブ (以下のセクションを参照) は、ファイル スコープ、名前空間スコープ、または静的ブロック スコープの変数をスレッドに対してローカルになるように設定します。

• parallel コンストラクトまたは work-sharing コンストラクトの存続期間中に変数の共有属性を制御するためにディレクティブに指定できる句については、25 ページのセクション 2.7.2 を参照してください。