COleServerDoc::GetZoomFactor
更新 : 2007 年 11 月
埋め込み先編集のためにアクティブなアイテムの "倍率" を調べます。
BOOL GetZoomFactor(
LPSIZE lpSizeNum = NULL,
LPSIZE lpSizeDenom = NULL,
LPCRECT lpPosRect = NULL
) const;
パラメータ
lpSizeNum
倍率の分子を保持する CSize クラスのオブジェクトへのポインタ。NULL の場合もあります。lpSizeDenom
倍率の分母を保持する CSize クラスのオブジェクトへのポインタ。NULL の場合もあります。lpPosRect
アイテムの新しい位置を示す CRect クラスのオブジェクトへのポインタ。この引数が NULL のときは、アイテムの現在位置を使います。
戻り値
アイテムが埋め込み先編集のためにアクティブで、その倍率が 100% (1:1) でない場合は 0 以外を返します。それ以外の場合は 0 を返します。
解説
倍率は、アイテムの現在の大きさに対するアイテムのサイズの比率をピクセル単位で表したものです。コンテナ アプリケーションがアイテムの大きさを設定していないときは、アイテムの本来の大きさ (COleServerItem::OnGetExtent で決められます) が使われます。
関数は、最初の 2 つの引数に、アイテムの "倍率" の分子と分母を設定します。アイテムが埋め込み先編集されていないと、この引数に既定の値 100% (1:1) を設定し 0 を返します。詳細については、「テクニカル ノート 40: MFC/OLE 埋め込み先サイズ変更とズーム」を参照してください。
必要条件
ヘッダー : afxole.h
参照
参照
COleServerDoc::GetItemPosition
COleServerDoc::GetItemClipRect