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作成したイメージブラシまたは描画ブラシの素材としての適用

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3D オブジェクトの表面にイメージまたは描画を素材として適用するには、ブラシ リソースを作成する必要があります。素材には、単純な色リソースをはじめとする任意のブラシ リソースを使用できます。

ブラシ リソースを作成するには

  1. ブラシの作成元となるイメージ、描画、またはオブジェクトを作成します。たとえば、次のいずれかの操作を行います。

    • プロジェクトにイメージ ファイルを追加 ([ファイル] メニューの [既存のアイテムの追加] をクリック) し、[プロジェクト] パネルで、アートボードに追加するイメージ ファイルをダブルクリックします。イメージ ファイルが Image オブジェクトとして追加され、アートボード上でこのオブジェクトのサイズなどを変更できるようになります。

    • [ツール] パネルで [ペン] Cc295133.894f8612-e0ed-4e00-84cf-a9bc8f38fc54(JA-JP,Expression.30).png または [鉛筆] Cc295133.509dc167-734f-46c9-b012-987ee63450cd(JA-JP,Expression.30).png を選択してオブジェクトを描きます。複数のアイテムを描画する場合は、Ctrl キーを押しながら選択してから右クリックし、[グループ化設定] をポイントします。次に、オブジェクトをグループ化するパネル要素の 1 つをクリックします。

    • [ツール] パネルから [Grid] Cc295133.a87ee957-7fbf-4135-a6ab-6de7e63160aa(JA-JP,Expression.30).png または別のパネル コントロールをアートボードに追加し、[オブジェクトとタイムライン] パネルで新しいパネル オブジェクトをダブルクリックし、そのパネルにコントロールを追加できるようにします。次に、ブラシのイメージを構成するアイテムを追加します。

  2. [オブジェクトとタイムライン] パネルで、前の手順で作成した Image オブジェクトまたはパネル オブジェクトを選択します。

  3. [ツール] メニューで、[ブラシ リソースの作成] をポイントし、ブラシ オプションの 1 つをクリックします。以下はその例です。

    • イメージ ブラシは、領域にイメージを描画します。内容をイメージとして定義するタイル ブラシの 1 種です。Image オブジェクトを作成した場合は、[ImageBrush リソースの作成] をクリックできます。

    • アニメーションまたはインタラクティブ コントロールを含むパネルから作成された表示ブラシは、実行時に更新可能なビジュアル要素を領域に描画します。表示ブラシを作成するには、[VisualBrush リソースの作成] をクリックします。

    • 描画ブラシは、領域にシェイプ、テキスト、ビデオ、イメージ、その他を描画します。作成するオブジェクトの種類に関係なく、[DrawingBrush リソースの作成] をクリックできます。

    [ブラシ リソースの作成] ダイアログ ボックスが表示されます。

  4. 既定値をそのまま使用して [OK] をクリックし、現在のドキュメントにブラシ リソースを作成します。[ブラシ リソースの作成] ダイアログ ボックスのオプションの詳細については、「リソースの作成」を参照してください。リソースの管理方法については、「再利用可能リソースの作成」を参照してください。

ブラシ リソースを素材として適用するには

  1. [オブジェクトとタイムライン] パネルで、変更するオブジェクトの Viewport3D オブジェクトを展開します。Viewport3D オブジェクトには、カメラ、素材、ライトのコンテナーが含まれています。

    Cc295133.alert_note(JA-JP,Expression.30).gifメモ :

    素材とライトは、環境内ジオメトリを表すオブジェクト内に含まれている場合もあります。その場合は、環境内ジオメトリ コンテナー オブジェクトを展開してください。

  2. 素材コンテナー オブジェクトを展開し、素材オブジェクトの 1 つを選択します。素材に対応する表面が、アートボード上で青い境界ボックスで示されます。

  3. 次の図に示すように、素材オブジェクトを最後のノードまで展開します。

    [オブジェクトとタイムライン] パネルで選択された 3D 素材オブジェクト

    Cc295133.666580d8-1ff8-40d4-ba0b-61f1b0faf54a(JA-JP,Expression.30).png

  4. [プロパティ] パネルの [素材] カテゴリで、素材をどの表面に適用するかによって、BackMaterial または Material プロパティの横の色見本をクリックします。素材サブプロパティ エディターが表示されます。

  5. 素材エディターで [素材の追加] Cc295133.3e596ab4-56b6-472e-83ff-5c23f7b3c108(JA-JP,Expression.30).png をクリックし、次の素材の種類から選択します。

    • 拡散マテリアル Cc295133.f4276d84-0e9b-439e-a6f1-dc2db7128d0f(JA-JP,Expression.30).png を使用すると、3D オブジェクトの色は、適用される直接光 (白色光) によって決まります。壁のペンキ塗りと同様です。

    • 発光マテリアルCc295133.edb5d581-218f-4bd4-ad88-8f07b9e87140(JA-JP,Expression.30).png を使用すると、オブジェクトが光を放っているように見えます。光の色は素材の色によって決まります。

    • 鏡面マテリアル Cc295133.de37968c-c6c7-43b8-9ada-8ca0c9998b5c(JA-JP,Expression.30).png は、3D オブジェクトの反射ハイライトの色を制御します。反射ハイライトは、クロムなど光沢のある表面に見える明るいスポットです。

  6. 素材エディターの [ブラシ リソース] Cc295133.415db740-5a54-48d2-8678-245ccfa7ee8b(JA-JP,Expression.30).png をクリックし、表示される一覧からブラシ リソースを選択します。

    Cc295133.alert_tip(JA-JP,Expression.30).gifヒント :

    ブラシ リソースを探す際、リソースの一覧が長い場合は、スクロールする必要があります。

    Cc295133.alert_tip(JA-JP,Expression.30).gifヒント :

    素材の変更が表示されない場合、オブジェクトの現在の向きでは見えない表面を編集している可能性があります。オブジェクトを移動する方法については、「3D オブジェクトの移動」を参照してください。あるいは、3D オブジェクトを表す Viewport3D オブジェクトの [プロパティ] パネルの [外観] カテゴリで、ClipToBounds プロパティをオフにする必要があります。