オブジェクトのサイズの変更、または拡大/縮小
Microsoft Expression Blend でオブジェクトの大きさを変えるには、サイズ変更と拡大/縮小という 2 つの方法があります。
オブジェクトの サイズ変更では、オブジェクトの寸法 (幅と高さ) だけが変更されます。たとえば、特定のストロークの太さが設定されているオブジェクトのサイズを変更する場合、サイズが変更されてもストロークの太さは変わりません。
オブジェクトの 拡大/縮小 では、X、Y、および Z (3 次元オブジェクトのみ) の初期値の倍率に応じてオブジェクトのサイズを変更するオブジェクト変換が適用されます。たとえば、特定のストロークの太さが設定されているオブジェクトを拡大/縮小する場合、ストロークの太さもオブジェクトの拡大/縮小に合わせて拡大/縮小されます。つまり、オブジェクトの X 軸の値 (オブジェクトの幅) のみ拡大/縮小した場合、オブジェクトの幅で描画されるストロークの太さはオブジェクトの高さ (Y 軸) で描画されるストロークの太さと異なることになります。
オブジェクトのサイズを変更するには
[選択内容] ツール
または [個別選択] ツール
を使用して、サイズを変更するオブジェクトを選択し、アートボード上でクリックします。または、[オブジェクトとタイムライン] パネルでオブジェクトを選択します。複数のオブジェクトを選択するには、Ctrl キーを押しながら選択します。
次のいずれかの操作を行います。
[プロパティ] パネルの [レイアウト] で、[Width] ボックスと [Height] ボックスのいずれかまたは両方に値を入力します。または、プロパティのテキスト ボックスの上にマウス ポインターを移動し、数値調節カーソル
が表示されたら、ポインターをドラッグします。値がスクロールし、アートボードのオブジェクトのサイズが変わるのがわかります。[Width] と [Height] を変更すると、[HorizontalAlignment]、[VerticalAlignment]、または [Margin] ボックスの値も変更が必要になる場合があります。
アートボード上で、オブジェクトの四隅のハンドルまたは中心点ハンドルの上にポインターを移動し、ポインターが 2 方向矢印 (
、
、
、または
) に変わったら、ポインターをドラッグします。Shift キーを押しながらサイズを変更すると、オブジェクトの縦横比を維持できます。Alt キーを押しながら変更すると、中心点を維持できます。
オブジェクトを拡大/縮小するには
[選択内容] ツール
または [個別選択] ツール
を使用して、サイズを拡大/縮小するオブジェクトを選択し、アートボード上でクリックします。複数のオブジェクトを選択するには、Ctrl キーを押しながら選択します。
[プロパティ] パネルの [変換] の下の [RenderTransform] カテゴリで、[拡大/縮小] タブ
をクリックします。
[RenderTransform] および [LayoutTransform] カテゴリの詳細については、「オブジェクトの移動と変換」を参照してください。
オブジェクトの初期サイズに対する倍率の数値を、[X]、[Y]、および [Z] (3 次元オブジェクトのみ) プロパティのボックスに入力します。たとえば、2.0 と入力すると初期サイズの 2 倍になります。
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スタイル内のトリガーでオブジェクトを変更している場合は、オブジェクトの境界ボックスのハンドルを使用してアートボード上でオブジェクトを自由に拡大縮小することはできません。代わりに [プロパティ] パネルで特定の値を設定します。 |
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アニメーション モードでは、アートボード上のハンドルは、[Width] および [Height] プロパティではなく、[Scale] |