作業中のドキュメントへのオーディオまたはビデオ ファイルの挿入
Microsoft Expression Blend の外部にあるサポートされているオーディオ ファイルやビデオ ファイルを、Expression Blend のアートボードにドラッグできるようになりました。また、[プロジェクト] パネルの [挿入] 機能も使用できます。オーディオおよびビデオ ファイルは、MediaElement コントロールに格納された状態でアートボードに追加され、タイムラインが作成されます。[挿入] 機能では、サポートされている種類のファイルしか挿入できません。サポートされている種類については、「ビデオおよびオーディオの挿入」を参照してください。
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Expression Blend でメディア ファイルを使用するには、Windows Media Player 10 をインストールしておく必要があります。Windows Media Player 10 は、Windows Media の Web サイトからダウンロードできます。 |
プロジェクトにオーディオ ファイルまたはビデオ ファイルを追加するには
次のいずれかの操作を行います。
[プロジェクト] メニューの [既存のアイテムの追加] をクリックします。現在のプロジェクトに追加するオーディオ ファイルまたはビデオ ファイルを見つけて [開く] をクリックします。
Windows エクスプローラーのフォルダーまたはデスクトップから、ファイルを [プロジェクト] パネルにドラッグします。
メディア ファイルが [プロジェクト] パネルに表示され、開いているドキュメントのアクティブな要素に挿入できるようになります。
作業中のドキュメントにオーディオまたはビデオ ファイルを挿入するには
次のいずれかの操作を行います。
[プロジェクト] パネルで、オーディオ ファイルまたはビデオ ファイルをダブルクリックするか、右クリックして [挿入] をクリックします。ドキュメント内の別の要素の子要素としてメディア ファイルを追加する場合は、[オブジェクトとタイムライン] パネルでその要素をクリックしてアクティブにしてから、オーディオ ファイルまたはビデオ ファイルを挿入します。
[プロジェクト] パネルからオーディオ ファイルまたはビデオ ファイルをアートボードにドラッグします。
Windows エクスプローラーのフォルダーまたはデスクトップから、オーディオ ファイルまたはビデオ ファイルをアートボードにドラッグします。
メディア ファイルを挿入する前にタイムラインを選択した場合は、メディア ファイルがそのタイムラインに挿入され、現在の再生ヘッドの位置で再生されるように設定されます。たとえば、メディア ファイルを挿入したときに、[OnLoaded] タブの再生ヘッドの位置が [time=5.0s] になっていた場合は、実行時にドキュメントが読み込まれてから 5 秒後に再生が始まります。
タイムラインを選択していない場合は、新しいメディア タイムラインが作成され、メディア ファイルが新しいタイムラインの [time=0s] に追加されます。
これで、メディア固有のプロパティが設定でき、アニメーション タイムラインと同じ方法でメディア要素のタイムラインを変更できます。詳細については、「アニメーション オブジェクト」にあるトピックを参照してください。
ヒント :
メディア ファイルは、タイムラインに青いバーで表示されます。バーの長さが再生時間を示します。青いバーを表示するには、[オブジェクトとタイムライン] パネルのオブジェクト ビューで、挿入したオーディオまたはビデオを展開します。