汎用データ ソースのバックアップと復元
公開日: 2016年3月
DPM では、汎用データ ソース (GDS) インフラストラクチャを提供しているため、VSS ライターがあればすべての Microsoft ワークロードを保護できます。
サポートされる内容
次をバックアップできます。
高速完全バックアップを使用した完全なバックアップ
元の場所の回復
参照データ ソース
共有ディスク クラスターのバックエンド データ ソースのサポート
マルチドメインのサポート
テープのサポート
サポートされない内容
DPM は、汎用データ ソースの障害回復をサポートしません。
新しいデータ ソースの登録
DPM に登録されている一覧に対して、データ ソースの VSS ライター ID の追加、削除、変更を行うには、Modify-RegisteredWriters コマンドを実行する必要があります。
コマンドを実行する
構文
Modify-RegisteredWriters.ps1 [[-DpmServerName] <文字列>] [-List] [<共通パラメーター>]
Modify-RegisteredWriters.ps1 [[-DpmServerName] <文字列>] [-Remove] [-Writers] <文字列> [<共通パラメーター>]
Modify-RegisteredWriters.ps1 [[-DpmServerName] <文字列>] [-Add] [-Writers] <文字列> [<共通パラメーター>]
パラメーター | 型 | 説明 |
---|---|---|
DPMServerNAme | 文字列型 | このコマンドを実行する対象の DPM サーバーを指定します。 既定では、ローカルの DPM に対してコマンドを実行します。 |
リスト | SwitchParameter | 登録されているライター ID の一覧を表示するようにコマンドを指定します。 |
追加 | SwitchParameter | ライター ID の一覧を DPM に登録されているライター ID の一覧に追加するようにコマンドを指定します。 |
削除 | SwitchParameter | 特定のライター ID の一覧を、DPM に登録されているライター ID の一覧から削除するように指定します。 |
Writers | 文字列型 | ライター ID のコンマ区切りの一覧。 |
例
例 1
Modify-RegisteredWriters コマンドは、ローカルの DPM サーバーに現在登録されているライターの一覧を表示します。
Modify-RegisteredWriters -List
例 2
Modify-RegisteredWriters コマンドは、2 つの新しいライター ID をローカルの DPM サーバーに登録されているライターの一覧に追加します。
Modify-RegisteredWriters -Add -Writers "46eef637-28ca-4223-8bb6-2e87bd945179,e1cdedc6-d9d2-4fc3-8af6-5d0d0fe3e8af"
例 3
Modify-RegisteredWriters コマンドは、DPMサーバー dpm1.contoso.com に登録されているライターの一覧から、特定のライター ID を削除します。
Modify-RegisteredWriters -DpmServerName dpm1.contoso.com -Remove -Writers 46eef637-28ca-4223-8bb6-2e87bd945179