Active Directory ドメイン サービスへのサイト データの発行の計画
適用対象: System Center 2012 Configuration Manager,System Center 2012 Configuration Manager SP1,System Center 2012 Configuration Manager SP2,System Center 2012 R2 Configuration Manager,System Center 2012 R2 Configuration Manager SP1
System Center 2012 Configuration Manager 用に Active Directory スキーマを拡張すると、Configuration Manager サイトを Active Directory ドメイン サービスに発行できるため、Active Directory コンピューターが信頼済みソースから安全にサイト データを取得することが可能になります。 サイト情報の Active Directory ドメイン サービスへの発行は Configuration Manager の基本機能には必要ではありませんが、この構成により管理オーバーヘッドが低減されます。
Configuration Manager 用に Active Directory スキーマを拡張すると、Active Directory ドメイン サービスに発行するようにサイトが構成されている場合は、Active Directory にサイト データを発行することにより、Configuration Manager クライアントがグローバル カタログ サーバーへの LDAP クエリ実行して自動的に管理ポイントを検出できるようになります。 Active Directory スキーマを Configuration Manager 用に拡張しないと、管理ポイントを Active Directory ドメイン サービスに発行できないため、クライアントは既定の管理ポイントを検出するために別の手段を使用しなければなりません。 クライアント別のサービスの場所に関する詳細については、「サービスの場所とクライアントが割り当てられた管理ポイントを特定する方法」の「Configuration Manager の通信の計画」セクションを参照してください。
次の前提条件は、Configuration Manager サイトがサイト データを Active Directory ドメイン サービスに発行する前に構成しておく必要があります。
サイト データを発行する各フォレストで Active Directory スキーマを拡張する必要があります。 詳細については、「Configuration Manager 向けに Active Directory スキーマを拡張すべきかどうかの判断」をご覧ください。
Active Directory フォレストを Configuration Manager で使用するように構成し、使用するフォレストへの発行を有効にする必要があります。 詳細については、「Active Directory フォレストの探索について」の「Configuration Manager の探索の計画」セクションを参照してください。
データを Active Directory ドメイン サービスに発行する各サイトで発行機能を有効にしなければなりません。 詳細については、「Active Directory ドメイン サービスに発行するサイトの構成」を参照してください。