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Structure of a Management Pack (管理パックの構造)

 

適用対象: System Center 2012 R2 Operations Manager,System Center 2012 - Operations Manager,System Center 2012 SP1 - Operations Manager

管理パック に Operations Manager は、ビデオ ゲーム コンソールへのゲームに相当します。 コンソールの主要な機能はゲームを実行する際に必要な基本機能の提供ですが、ゲームはシステム全体の真の価値を提供します。 さまざまなゲームが利用可能ですが、ゲームそれぞれが独自の娯楽経験を提供します。 同様に、Operations Manager は管理されたコンピューターや中央のコレクションへのエージェントの展開や、収集された情報の分析などの基本的な機能を提供します。 監視するそれぞれのアプリケーションに対する管理パックが必要になります。 管理パックはアプリケーションに固有のロジックを提供するだけでよく、Operations Manager が提供するプラットフォームを活用できます。

管理パック ファイル

1 つの管理パックは 1 つ以上の "管理パック ファイル" から構成されます。 管理パックは、表示と編集が可能な .xml ファイル、または、変更不可能な .mp ファイル (.xml ファイルを封印したもの) のいずれかです。 管理パック カタログから管理パックをダウンロードすると、一般的に管理パックには管理パック ファイル一式が含まれ、各管理パック ファイルには特定の要素セットが含まれています。 オペレーション コンソールで新しい要素を作成するときは、新しい要素を保存する管理パックを選択する必要があります。

管理パック ファイルおよび要素の概念図

管理パック ファイルと要素

管理パック要素

"管理パックの要素" はそれぞれが、クラス、モニター、ダッシュボード、レポートなどの管理パック内の 1 つの項目を表します。 管理パックの作成者は何らかの理由があって異なる要素を特定のファイルでグループ化しますが、より高度な概念の理解が必要になるまではその理由について考える必要はありません。 現時点では、要素という言葉が上記に説明したいずれかの項目を意味していることだけを理解しておいてください。

Operations Manager 2007 との互換性

Operations Manager Operations Manager 2007 よりも、XML スキーマの以降のバージョンを使用する管理パックをサポートしています。 変更することがなく作業を Operations Manager 2007 用に作成された管理パック Operations Managerです。 ただし、管理パック書き込まれる新しいを使用して Operations Manager Operations Manager 2007 で要素または更新されたスキーマを使用しては機能しません。 これには、新しいスキーマに基づいているため、Operations Manager 2012 オペレーション コンソールで作成される管理パックが含まれます。

管理パックの種類

すべての管理パックは同じスキーマを使用し、Operations Manager で使用される要素を含むことができます。 特定セットの要素を持つ管理パックは、以下に示すようにそれぞれ具体的な名前が付いています。

監視パック

"監視パック" は全般的な監視シナリオを実行するための管理パックです。 管理パック カタログから取得する主要な管理パックです。 オペレーション コンソールや作成コンソールで作成する主な管理パックでもあります。

機能パック

"機能パック" は監視パックの追加機能を含みます。 これには、オプションとして使用できる機能などが含まれます。 インストールする機能セットを選択できます。 また、機能パックのもう 1 つの用途として、Operations Manager 専用の要素を機能パックに含めることで、同じ監視パックを Operations Manager 2007 と Operations Manager の両方で使用し、追加機能は Operations Manager のみで使用するようにできます。

ダッシュ ボード パック

ダッシュ ボード パック ダッシュ ボードは、新しい機能を含む機能パックを Operations Manager, ので、これらは、Operations Manager 2007 管理グループにインポートすることはできません。 ダッシュボードは監視パックには含まれていないので、監視パックは Operations Manager の両方のバージョンで使用できます。

セキュリティ パック

"セキュリティ パック" はアプリケーションのセキュリティを監視する機能パックです。

言語パック

オペレーション コンソールで管理パックにより表示されるテキストは "表示文字列" で定義されます。 ウィザードにより表示文字列が事前に設定されるため、ユーザーが関連要素を基に文字列を識別する必要はありません。 特定の言語の表示文字列だけを含む管理パック ファイルもあります。 それらは "言語パック" と呼ばれています。 他の言語の管理パックが必要な場合は、目的の言語用の言語パックをダウンロードできます。 ユーザー自身で管理パックを作成している場合は、作成コンソールまたは XML コードを使用して必要な言語で表示文字列を定義できます。

管理パック スキーマ

管理パックのスキーマについての知識は、XML エディターを使用して管理パックを直接編集する場合にだけ必要となります。 オペレーション コンソールを使っているときはこのスキーマは表示されませんし、作成コンソールでもまれにしか表示されません。 共通の要素の作成にはウィザードが利用可能で、共通のモジュールにはカスタム ユーザー インターフェース ページを利用できます。 カスタム UI ページがないモジュールやワークフローを構成する場合のみ、XML を直接編集する必要があります。 複雑なデータ型を定義するために XML を使用する必要がある場合には、各データ型のスキーマの種類について「Schema Type Reference (スキーマ種類の参照)」を参照してください。