[仮想ファイル システム] タブ
適用対象: System Center 2012 SP1 - Virtual Machine Manager,System Center 2012 R2 Virtual Machine Manager,System Center 2012 - Virtual Machine Manager
通常アプリケーションをインストールすると、C:\Program Files\MyApp\MyApp.exe などの場所に実行ファイルがインストールされますが、Server App-V では、実行ファイルがファイル システム ドライブ上の Q:\VFS\CSIDL_PROGRAM_FILES\MyApp\MyApp.exe などの場所にのみ保存されます。 つまり、実行ファイルは実行時に C:\Program Files\MyApp に存在しません。 アプリケーションが実行時にこの実行ファイルを操作しようとすると、この要求が実行ファイルの実際の保存場所であるファイル システム ドライブ上の場所にリダイレクトされるように、Server App-V エージェントが手配します。
仮想ファイル システムとは、アプリケーションのインストーラーによって作成されたファイルやフォルダーと、ファイル システム ドライブ上の対応する場所へのリダイレクト先のマッピング一式を指します。 こうしたマッピングは、シーケンス処理時に自動的に作成されます。 このタブでは、各コントロールを使用して、新しいマッピングの追加、既存のマッピングの編集、マッピングの削除を行うことができます。
列
変化前
アプリケーションが実行時に探す実行ファイルのパスが表示されます (C:\Program Files\MyApp\MyApp.exe など)。変化後
実行時に実行ファイルが実際に展開されるパスが表示されます (Q:\VFS\CSIDL_PROGRAM_FILES\MyApp\MyApp.exe など)。