VMM のサービス アカウントの指定
対象: System Center 2012 SP1 - Virtual Machine Manager、System Center 2012 R2 Virtual Machine Manager、System Center 2012 - Virtual Machine Manager
VMM 管理サーバーのインストール中、[サービス アカウントおよび分散キー管理の構成] ページで、System Center Virtual Machine Manager サービスを、ローカル システム アカウントとドメイン アカウントのどちらかを使用するよう構成する必要があります。
Virtual Machine Manager サービスで使用されるアカウントを構成する前に、次の点を考慮します。
Virtual Machine Manager サービス アカウントの ID は、インストール後に変更することはできません。 この変更とは、ローカル システム アカウントからドメイン アカウントへの変更、ドメイン アカウントからローカル システム アカウントへの変更、またはドメイン アカウントから別のドメイン アカウントへの変更などです。 インストール後に Virtual Machine Manager サービスのアカウントを変更するには、VMM をアンインストールし (SQL Server データベースを維持する場合は [データの保持] オプションを選択)、新しいサービス アカウントで VMM を再インストールする必要があります。
ドメイン アカウントを指定する場合、そのコンピューターのローカル管理者グループのメンバーである必要があります。
ドメイン アカウントを使用する場合、VMM サービス専用に指定したアカウントを作成することを強くお勧めします。 ホストが VMM 管理サーバーから削除されると、System Center Virtual Machine Manager サービスを実行しているアカウントは、ホストのローカル管理者グループから削除されます。 ホストが、同じアカウントを VMM サービスの実行以外の目的に使用していた場合は、予想外の結果になることがあります。
Hyper-V バーチャル マシンで共有 ISO イメージを使用する予定がある場合、ドメイン アカウントを使用する必要があります。
不整合な名前空間を使用している場合は、ドメイン アカウントを使用する必要があります。 不整合な名前空間の詳細については、「コンピューター、ドメイン、サイト、および組織単位の Active Directory 名前付け規則」を参照してください。
高可用性 VMM 管理サーバーをインストールする場合、ドメイン アカウントを使用する必要があります。