VMM でサービスを展開する方法
対象: System Center 2012 SP1 - Virtual Machine Manager、System Center 2012 R2 Virtual Machine Manager、System Center 2012 - Virtual Machine Manager
Virtual Machine Manager (VMM) でサービスをプライベート クラウドまたはホスト グループに展開するには、次の手順を実行します。 サービスの展開は、[ライブラリ] ワークスペース、サービス テンプレート デザイナー、または [VM とサービス] ワークスペースから開始できます。
[ライブラリ] ワークスペースからサービスを展開するには
[ライブラリ] ワークスペースで [テンプレート] ノードを展開し、[サービス テンプレート] をクリックします。
使用できるサービス テンプレートが表示された [テンプレート] ウィンドウで、サービスの展開に使用するサービス テンプレートを選択します。
[!メモ]
サービス テンプレートの詳細については、「VMM でのサービス テンプレートの作成」を参照してください。
[サービス テンプレート] タブの [操作] グループで、[展開の構成] をクリックします。
[名前と場所の選択] ダイアログ ボックスで、次の手順を実行します。
[名前] ボックスにサービス インスタンスの名前を入力します。 たとえば、「会社の財務アプリケーション」と入力します。
[場所] で、サービスを展開するホスト グループまたはプライベート クラウドを選択します。
選択が完了したら、[OK] をクリックします。
VMM は配置を確認してサービスを展開する最良の場所を決定し、[サービスの展開] ウィンドウを開きます。
[サービスの展開] ウィンドウには次の領域があります。
左側のウィンドウには、[サービス コンポーネント] タブに、サービス層と、展開される層の各インスタンスが表示されます。
左側のウィンドウの [設定] タブに、アプリケーション展開中に使用されるグローバル設定が表示されます。 この [設定] タブの内容は、サービスに構成されているスクリプトによって異なります。
中央のウィンドウには、展開マップに、各層の推奨される展開場所と、サービスの一部として展開される層の各インスタンスが表示されます。 サービスをホスト グループに展開する場合、展開されるバーチャル マシンごとに推奨されるホストが表示されます。 サービスをプライベート クラウドに展開している場合、ホスト情報は表示されません。
右側のウィンドウの [ミニマップ] タブでは、展開マップのコンテンツ サイズを調整できます。 サイズを調整すると、複数層を構成するサービスの展開マップを操作するために役立ちます。
展開の構成設定を確認します。 変更の詳細については、「サービスの展開設定を構成する方法」を参照してください。
配置プロセスで問題が発生すると、注意が必要なサービスの要素にアイコン (エラー、警告、または情報) が表示され、詳細ウィンドウにメッセージが表示されます。 展開の構成で特定されたすべてのエラーを解決し、警告を見直して注意が必要なすべての条件を解決します。 すべてのエラーが解決されるまで、サービスは展開できません。
サービスを展開するには、[ホーム] タブの [サービス] グループで、[サービスの展開] をクリックします。 次に [サービスの展開] ダイアログ ボックスで [展開] をクリックし、サービスの展開を開始します。
[!メモ]
サービスを展開する前に [サービスの展開] ウィンドウを閉じると、サービスの展開の構成設定を保存するかどうかを確認するメッセージが表示されます。[保存] をクリックすると、既に指定した展開の構成設定を使用して後でサービスを展開できます。 後でサービスを展開するには、[ライブラリ] ワークスペースを開き、[テンプレート] ノードを展開し、[サービスの展開構成] をクリックします。 保存したサービスを選択し、[展開の構成] をクリックします。[サービスの展開] ウィンドウが開きます。
[ジョブ] ウインドウで、サービス展開の進行状況を追跡できます。 サービスの展開用に [サービス インスタンスの作成] ジョブが作成されます。 サービスの展開後にサービスを表示する方法の詳細については、「展開したサービスを表示および管理する方法」を参照してください。
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ヒントサービスの展開は 15 分以上かかる可能性がある複雑なプロセスです。 VMM コンソールでジョブを監視しながら、その他のタスクを実行できます。
サービス テンプレート デザイナーからサービスを展開するには
[ライブラリ] ワークスペースで [テンプレート] ノードを展開し、[サービス テンプレート] をクリックします。
使用できるサービス テンプレートが表示された [テンプレート] ウィンドウで、サービスの展開に使用するサービス テンプレートを選択します。
[サービス テンプレート] タブの [操作] グループで、[デザイナーを開く] をクリックします。
サービス テンプレート デザイナーの [ホーム] タブにある [サービス テンプレート] グループで、[展開の構成] をクリックします。
前述の手順に従って、[名前と場所の選択] ダイアログ ボックスで選択し、展開の構成設定を確認し、エラーと警告を解決してから、サービスを展開します。
[VM とサービス] ワークスペースからサービスを展開するには
[VM とサービス] ワークスペースで、サービスを展開するプライベート クラウドまたはホスト グループを選択します。
[ホーム] タブの [作成] グループで、[サービスの作成] をクリックします。
[サービスの作成] ダイアログ ボックスで [既存のサービス テンプレートを使用] がオンであることを確認して、[参照] をクリックします。
[サービス テンプレートの選択] ダイアログ ボックスで、使用するサービス テンプレートを選択して [OK] をクリックします。
[サービスの作成] ダイアログ ボックスの [名前] ボックスにサービス名を入力し、正しい場所が [保存先] リストに指定されていることを確認して、[OK] をクリックします。
VMM は配置を確認してサービスを展開する最良の場所を決定し、[サービスの展開] ウィンドウを開きます。
前述の手順に従って、展開の構成設定を確認し、エラーと警告を解決してから、サービスを展開します。