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VMM ライブラリにファイルベースのリソースを追加する方法

 

対象: System Center 2012 SP1 - Virtual Machine Manager、System Center 2012 R2 Virtual Machine Manager、System Center 2012 - Virtual Machine Manager

ファイルベースのリソース (バーチャル ハードディスクやアプリケーション パッケージなどで、物理リソースともいいます) を Virtual Machine Manager (VMM) の既存のライブラリ共有に追加し、さらにこのライブラリ共有を手動で更新するには、次の手順を実行します。 ファイルを既存のライブラリ共有に追加する場合、次のライブラリ更新中に VMM がファイルのインデックスを作成するまで、ファイルはライブラリに表示されません。 既定では、ライブラリの更新間隔は 1 時間です。

[!メモ]

1 時間は、ライブラリの更新間隔で構成できる最小値です。 ライブラリの更新間隔を変更するには、[ライブラリ] ワークスペースを開き、[ホーム] タブで、[ライブラリ設定] をクリックします。

VMM ライブラリがインデックスを自動的に作成し、物理リソースとして追加する、ファイルベースのリソースの種類についての詳細は、「VMM ライブラリの構成の概要」の「ファイルベースのリソース」の項目を参照してください。

アカウントに関する要件 リソースを VMM 以外のライブラリ共有に追加する、または [ライブラリ] ワークスペースで [探索] オプションを使用して追加するには、VMM 以外で割り当てられた、適切な共有アクセス許可およびファイル システム アクセス許可が必要です。 これは、管理者、代理管理者、およびセルフサービス ユーザーに適用されます (プライベート クラウドのライブラリ共有の場合)。 ファイルベースのリソースをインポートおよびエクスポートするためのアカウント要件の詳細については、「How to Import and Export File-Based Resources To and From the Library(ライブラリでファイルベースのリソースをインポートおよびエクスポートする方法)」を参照してください。

ファイルベースのリソースをライブラリに追加するには

  1. 以下のいずれかの手順を実行します。

    • VMM 以外で、ライブラリ共有を参照し、ファイルを共有にコピーします。

    • VMM コンソールの [ライブラリ] ワークスペースで、[ライブラリ サーバー] を展開してライブラリー サーバーを展開し、ライブラリ共有を右クリックして、[探索] をクリックします。 さらに、ファイルを共有にコピーします。

    • VMM コンソールの [ライブラリ] ワークスペースの [ホーム] タブで、[物理リソースのインポート] および [物理リソースのエクスポート] オプションを使用して、ライブラリ共有間でファイルベースのリソースをインポートおよびエクスポートします。 詳細については、「How to Import and Export File-Based Resources To and From the Library (ファイルベースのリソースのライブラリへのインポート/エクスポート)」を参照してください。

    たとえば、使用するファイルを両方のサイト (VMMServer01\SEALibrary および NYLibrary01\NYLibrary) のライブラリ共有にコピーします。

    [!メモ]

    同等のオブジェクト セットを作成する場合、同等のリソースを 1 つまたは複数のサイト内のライブラリ共有に追加してください。 たとえば、Windows Server 2008 R2 ベースの .vhd ファイルを複数のサイトに追加します。 同等のオブジェクトを作成する方法の詳細については、「VMM ライブラリで同等のオブジェクトを作成または変更する方法」を参照してください。

  2. すぐにファイルを使用できるようにするには、ライブラリ共有またはライブラリ サーバーを手動で更新します。 この操作を行うには、次の手順に従います。

    1. [ライブラリ] ワークスペースを開きます。

    2. [ライブラリ] ウィンドウで、[ライブラリ サーバー] を展開し、更新するライブラリー サーバーまたはライブラリ共有を展開し、[最新の情報に更新] をクリックします。

    更新の状態を表示するには、[ジョブ] ワークスペースを開きます。

  3. バーチャル ハード ディスク ファイルを追加した場合、ベスト プラクティスとして、VMM にそのファイルに関する情報を提供します。 これにより、そのファイルに基づくバーチャル マシン テンプレート (VM テンプレート) の作成の手順を簡略化できます。 手順は次のとおりです。

    1. [ライブラリ] ワークスペースで [ライブラリ サーバー] を展開し、ファイルを含むライブラリ サーバーまたはライブラリ共有に移動します。

    2. ファイルを右クリックして、[プロパティ] をクリックします。

    3. [オペレーティング システム] で一覧を展開し、バーチャル ハード ディスクに配置されたオペレーティング システムを選択します。

    4. オプションとして、[仮想化プラットフォーム] で、ファイルを使用するバーチャル マシンを展開する仮想化プラットフォームを選択します。

    プロパティを更新したら、[OK] をクリックします。

参照

VMM ライブラリの構成の概要
VMM ライブラリ サーバーおよび VMM ライブラリ共有を追加する方法