Operations Manager を使用したサービス レポートの監視
適用対象: System Center 2012 R2 Service Reporting
ここでは、サービス レポートが使用する IT インフラストラクチャを System Center 2012 R2 Operations Manager が監視できるように構成を作成する方法について説明します。
アドレス指定の前提条件
次の管理パック ファイルが System Center 2012 R2 Operations Manager サーバーにまだインストールされていない場合はインストールします。 このような管理パック ファイルは SQL Server 用 System Center 管理パックに含まれています。
Microsoft.SQLServer.Library.mp
サービス レポートが Microsoft SQL Server 2012 を使用している場合は Microsoft.SQLServer.2012.Discovery.mp
サービス レポートが Microsoft SQL Server 2008 R2 を使用している場合は Microsoft.SQLServer.2008.Discovery
サービス レポート SQL Server データベースへの読み取りアクセス権を持つアカウントで、実行プロファイルを使用して次のアカウントを構成します。
SQL Server 検出アカウント
SQL Server 監視アカウント
管理パックのダウンロードとインストール
次の手順で、System Center 2012 R2 Service Reporting 管理パックをダウンロードし、インストールと構成を行います。
サービス レポート管理パックをインストールおよび構成するには
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Operations Manager サーバーで、Service Reporting Management Pack.msi を実行してインストールします。 この手順で、管理パック ファイルがサーバーにインストールされます。 既定のフォルダーは InstallationDrive:Program Files (x86)\System Center Management Packs\Service Reporting\ です。
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Operations Manager コンソールを使用して、管理パックからインストールした次の管理パック ファイルをインポートします。
- Microsoft.SystemCenter.ServiceReporting.Discovery.mp - Microsoft.SystemCenter.ServiceReporting.Library.mp - Microsoft.SystemCenter.ServiceReporting.Monitoring.mp - Microsoft.SystemCenter.ServiceReporting.Views.mp
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ローカライズされたビューが必要な場合は、ローカライズされた管理パック ファイルをインストール フォルダーの Localized Management Packs サブフォルダーからインポートします。
ビューを使用した監視
サービス レポート管理パック ファイルをインポートすると、Operations Manager コンソールでサービス レポート ビューを使用できるようになります。 次の状況が発生すると、ビューにアラートが表示されます。
最後に成功したジョブの実行時間が、サービス レポート ジョブ間隔の時間の 75% を超えている。
現在実行中のジョブが、サービス レポート ジョブ間隔の時間の 200% を超えている。