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ILoggedConflict インターフェイス

ログに記録できる競合のメタデータおよびデータを表します。

interface ILoggedConflict : IUnknown

メンバー

ILoggedConflict メソッド 説明

ILoggedConflict::GetOwnerReplicaId

競合の原因となった変更が発生したレプリカの ID を取得します。

ILoggedConflict::GetConflictReason

この競合が制約の競合の場合に、競合が発生した理由を取得します。

ILoggedConflict::GetRootItemId

競合の原因となった同期元項目の ID を取得します。

ILoggedConflict::GetConflictingItemId

この競合が制約の競合である場合に、この項目と競合する同期先レプリカの項目の項目 ID を取得します。

ILoggedConflict::GetWinnerItemId

この競合がマージ廃棄標識に関するものである場合に、同期コミュニティ内のマージされた項目の識別に使用される項目 ID を取得します。

ILoggedConflict::GetConflictingChangeUnits

この項目の変更単位と競合する、同期先レプリカの変更単位の変更単位 ID を取得します。

ILoggedConflict::GetChangeVersion

この変更に関連付けられているバージョンを取得します。

ILoggedConflict::GetCreationVersion

同期元項目の作成バージョンを取得します。

ILoggedConflict::GetFlags

この変更に関連付けられているフラグを取得します。

ILoggedConflict::GetConflictKnowledge

この変更が適用された場合に学習されるナレッジを取得します。

ILoggedConflict::GetMadeWithKnowledge

この変更に関連付けられているナレッジを取得します。

ILoggedConflict::GetChangeData

項目データを取得するために使用できるオブジェクトを取得します。

ILoggedConflict::IsTemporary

この競合が一時的であるかどうかを示します。

解説

同期先プロバイダーはこのインターフェイスを実装できます。または、Sync Framework で提供されている実装を使用できます。Sync Framework によって実装される ILoggedConflict オブジェクトを取得するには、IProviderSyncServices2::CreateLoggedConflict を呼び出します。

必要条件

ヘッダー: Synchronization.h

参照

概念

Sync Framework のコア コンポーネント