次の方法で共有


SqlSyncStoreMetadataCleanup クラス

SqlSyncProvider を使用して同期される SQL Server データベース内の変更追跡メタデータのクリーンアップを表します。

名前空間: Microsoft.Synchronization.Data.SqlServer
アセンブリ: Microsoft.Synchronization.Data.SqlServer (microsoft.synchronization.data.sqlserver.dll 内)

構文

'宣言
Public Class SqlSyncStoreMetadataCleanup
'使用
Dim instance As SqlSyncStoreMetadataCleanup
public class SqlSyncStoreMetadataCleanup
public ref class SqlSyncStoreMetadataCleanup
public class SqlSyncStoreMetadataCleanup
public class SqlSyncStoreMetadataCleanup

解説

クリーンアップを行うには、ベース テーブルから削除された行のメタデータを削除する操作が必要になります。Sync Framework では、次の 2 種類のメタデータが使用されます。

  • 同期対象の各テーブルの挿入、更新、および削除を追跡する、テーブル レベルのメタデータ。

    ベース テーブルの 1 つの行に対して 1 行のメタデータがあります。行がベース テーブルから削除された後、すべてのスコープのすべてのノードがその変更を受け取っている場合は、メタデータ行を安全に削除できます。

  • 各ノードが他のノードから受け取った変更を追跡する、データベース レベルのメタデータ。

    通常、このメタデータは、ノード データベースごとに 1 つのスコープ テーブルに格納されます。スコープを削除するまでは、スコープ テーブル内の行を削除しないでください。

クリーンアップは、保有期間に基づいて行われます。つまり、指定された日数より古いメタデータが削除されます。SQL Server データベースには SqlSyncStoreMetadataCleanup オブジェクトを、SQL Server Compact データベースには SqlCeSyncStoreMetadataCleanup オブジェクトを使用します。詳細については、「コラボレーション同期のメタデータをクリーンアップする方法 (SQL Server)」を参照してください。

次のコード例では、保有期間が 7 日を超えているメタデータに対して PerformCleanup を呼び出します。完全なコンテキスト例でこのコードを表示するには、「コラボレーション同期のメタデータをクリーンアップする方法 (SQL Server)」を参照してください。

SqlSyncStoreMetadataCleanup metadataCleanup = new SqlSyncStoreMetadataCleanup(serverConn);
bool cleanupSuccessful; 
metadataCleanup.RetentionInDays = 7;
cleanupSuccessful = metadataCleanup.PerformCleanup();
Dim metadataCleanup As New SqlSyncStoreMetadataCleanup(serverConn)
Dim cleanupSuccessful As Boolean
metadataCleanup.RetentionInDays = 7
cleanupSuccessful = metadataCleanup.PerformCleanup()

継承階層

System.Object
  Microsoft.Synchronization.Data.SqlServer.SqlSyncStoreMetadataCleanup

スレッド セーフ

この型の public static (Visual Basic では Shared ) メンバーはすべて、スレッド セーフです。インスタンス メンバーの場合は、スレッド セーフであるとは限りません。

参照

リファレンス

SqlSyncStoreMetadataCleanup メンバー
Microsoft.Synchronization.Data.SqlServer 名前空間