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SimpleSyncProvider クラス

レプリカの同期に使用される簡易プロバイダーを表します。通常は、FullEnumerationSimpleSyncProvider または AnchorEnumerationSimpleSyncProvider を拡張して使用します。

名前空間: Microsoft.Synchronization.SimpleProviders
アセンブリ: Microsoft.Synchronization.SimpleProviders (microsoft.synchronization.simpleproviders.dll 内)

構文

'宣言
Public MustInherit Class SimpleSyncProvider
    Inherits SyncProvider
'使用
Dim instance As SimpleSyncProvider
public abstract class SimpleSyncProvider : SyncProvider
public ref class SimpleSyncProvider abstract : public SyncProvider
public abstract class SimpleSyncProvider extends SyncProvider
public abstract class SimpleSyncProvider extends SyncProvider

解説

簡易プロバイダー API は、主に次の 2 種類のレプリカを対象としています。

  • 変更追跡をまったくサポートしないレプリカ。このタイプのレプリカは "完全列挙プロバイダー"** (FullEnumerationSimpleSyncProvider) を使用します。このプロバイダーは、同期のたびに、同期元レプリカのすべての項目を列挙します。

  • アンカー ベースの変更追跡をサポートするレプリカ。このタイプのレプリカは "アンカー ベース プロバイダー"** (AnchorEnumerationSimpleSyncProvider) を使用します。このプロバイダーは、特定のアンカーが設定された後 (一般的には特定の時点) で変更された同期元レプリカの項目を列挙します。

簡易プロバイダーの詳細については、「マネージ簡易プロバイダーを作成する方法」を参照してください。カスタム プロバイダー全般の詳細については、「カスタム プロバイダーの基礎」を参照してください。特に「簡易プロバイダーか標準プロバイダーかの選択」のセクションを熟読してください。

継承階層

System.Object
   Microsoft.Synchronization.SyncProvider
    Microsoft.Synchronization.SimpleProviders.SimpleSyncProvider
       Microsoft.Synchronization.SimpleProviders.AnchorEnumerationSimpleSyncProvider
       Microsoft.Synchronization.SimpleProviders.FullEnumerationSimpleSyncProvider

スレッド セーフ

この型の public static (Visual Basic では Shared ) メンバーはすべて、スレッド セーフです。インスタンス メンバーの場合は、スレッド セーフであるとは限りません。

参照

リファレンス

SimpleSyncProvider メンバー
Microsoft.Synchronization.SimpleProviders 名前空間