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カスタム プロバイダーを使用したデータ ストアの同期

ここでは、Sync Framework のカスタム同期プロバイダーについて説明します。Sync Framework には、一般的ないくつかの同期シナリオに対応するプロバイダーが用意されていますが、状況によってはカスタム プロバイダーが必要になります。Sync Framework には、簡易カスタム プロバイダーと標準のカスタム プロバイダーの 2 種類のカスタム プロバイダーに対応するマネージ API およびアンマネージ API が含まれています。簡易プロバイダーを使用した場合、開発速度が向上し、複雑な変更追跡メカニズムを持たないデータ ストアをより直感的にサポートできます。標準のプロバイダーを使用した場合、柔軟性が高まり、最高水準のパフォーマンスを実現できます。ここでは、これら 2 種類のカスタム プロバイダー API を理解し、適切に利用するために必要な概念と操作手順をわかりやすく説明します。また、関連トピックも掲載されています。操作方法を解説するトピックにはサンプル コードが含まれています。サンプル コードについては、Sync Framework SDK やコード ギャラリーからも入手できます。

以下のトピックで取り上げられているのは、Sync Framework の概要です。このようなトピックについて既に習熟している場合は、「このセクションの内容」および「リファレンス」で詳細を参照してください。

  • インストール、再配布、バージョン互換性
    Sync Framework をインストールするためのインストール パッケージについて説明します。また、Sync Framework を使用するアプリケーションでこのインストール パッケージを再配布する方法についても説明します。

このセクションの内容

  • カスタム プロバイダーの基礎
    カスタム プロバイダーを使用したデータ同期の基本と、単純なプロバイダーと標準のプロバイダーに適したシナリオについて説明します。同期を実現するために、メタデータ、プロバイダー、およびセッションがどのように連携するかについて説明しています。
  • 標準のカスタム プロバイダーの実装
    同期プロバイダーの必須のタスクについて説明します。標準のカスタム プロバイダーの作成方法を示したトピックへのリンクも紹介しています。
  • 同期アプリケーションの実装
    同期アプリケーションの必須のタスクについて説明します。単純なアプリケーションの作成方法を示したトピックへのリンクも紹介しています。

リファレンス

  • Sync Framework のアンマネージ API
    Sync Framework のアンマネージ インターフェイス、関数、およびデータ型に関するリファレンス トピックを提供します。

参照

概念

Microsoft Sync Framework