NonEmptyCrossjoin (MDX)
1 つ以上のセットのクロス積を含むセットを返します。ただし、空の組と、ファクト テーブル データに関連付けられていない組は含まれません。
構文
NonEmptyCrossjoin(Set_Expression1 [ ,Set_Expression2,...] [,Count ] )
引数
Set_Expression1
セットを返す有効な多次元式 (MDX) 式です。Set_Expression2
セットを返す有効な多次元式 (MDX) 式です。Count
返すセットの数を指定する有効な数値式です。
説明
NonEmptyCrossjoin 関数は、2 つ以上のセットのクロス積を 1 つのセットとして返します。ただし、空の組または基になるファクト テーブルによってデータが提供されない組は含まれません。 このような NonEmptyCrossjoin 関数の動作によって、計算されるメンバーはすべて自動的に除外されます。
Count を指定しなかった場合は、指定したすべてのセットがクロス結合され、結果セットから空のメンバーが除外されます。 セットの数を指定した場合は、指定した最初のセットを先頭として、指定数のセットがクロス結合されます。 NonEmptyCrossjoin 関数は、指定されている後続の (クロス結合に使用されなかった) セットを使用して、クロス結合された結果セット内でどのメンバーを空でないと見なすかを判断します。 NonEmptyCrossjoin 関数は、計算されるメジャーの NON_EMPTY_BEHAVIOR 設定を保持します。
重要
この関数は旧バージョンとの互換性を維持するために用意されており、使用は推奨されていません。メジャー グループ名を引数として指定した Exists (MDX) 関数か、NonEmpty (MDX) 関数に置き換えてください。