マルチサーバー環境に適した SQL Server エージェント サービス アカウントの選択
SQL Server エージェント サービスに対して選択する Windows アカウントによって、マルチサーバー環境の動作に次のような影響が生じることがあります。
ローカルの Windows Administrators グループのメンバーではないアカウントで SQL Server エージェント サービスを実行する場合、マスター サーバーへの対象サーバーの参加は、失敗する可能性があります。 その場合は、次のエラー メッセージが返されます。
"参加操作に失敗しました"
この問題を解決するには、SQL Server サービスおよび SQL Server エージェント サービスを再起動します。
SQL Server エージェント サービスがローカル システム アカウントで実行されるとき、マスター サーバーと対象サーバー間の操作は、同じコンピューターにマスター サーバーと対象サーバーの両方が存在する場合にのみサポートされます。 この構成を使用している場合に、対象サーバーをマスター サーバーに参加させると、次のメッセージが返されます。
"<target_server_computer_name> のエージェント開始アカウントに対象サーバーとしてのログオン権限があることを確認します"
情報提供を目的としたこのメッセージは無視できます。 参加操作は、正常に完了します。
SQL Server エージェント サービスに対するアカウントの選択の詳細については、「SQL Server エージェント サービスのアカウントの選択」を参照してください。