Package クラス
パッケージ コンテナーを表します。 このクラスは継承できません。
継承階層
System.Object
Microsoft.SqlServer.Dts.Runtime.DtsObject
Microsoft.SqlServer.Dts.Runtime.Executable
Microsoft.SqlServer.Dts.Runtime.DtsContainer
Microsoft.SqlServer.Dts.Runtime.EventsProvider
Microsoft.SqlServer.Dts.Runtime.Package
名前空間: Microsoft.SqlServer.Dts.Runtime
アセンブリ: Microsoft.SqlServer.ManagedDTS (Microsoft.SqlServer.ManagedDTS.dll)
構文
'宣言
Public NotInheritable Class Package _
Inherits EventsProvider _
Implements IDTSSequence, IDTSPropertiesProvider, IDTSPropertiesProviderEx, IDTSPackagePath, _
IDTSExecutionPath, IDTSConfigurationControl
'使用
Dim instance As Package
public sealed class Package : EventsProvider,
IDTSSequence, IDTSPropertiesProvider, IDTSPropertiesProviderEx, IDTSPackagePath, IDTSExecutionPath,
IDTSConfigurationControl
public ref class Package sealed : public EventsProvider,
IDTSSequence, IDTSPropertiesProvider, IDTSPropertiesProviderEx, IDTSPackagePath, IDTSExecutionPath,
IDTSConfigurationControl
[<SealedAttribute>]
type Package =
class
inherit EventsProvider
interface IDTSSequence
interface IDTSPropertiesProvider
interface IDTSPropertiesProviderEx
interface IDTSPackagePath
interface IDTSExecutionPath
interface IDTSConfigurationControl
end
public final class Package extends EventsProvider implements IDTSSequence, IDTSPropertiesProvider, IDTSPropertiesProviderEx, IDTSPackagePath, IDTSExecutionPath, IDTSConfigurationControl
Package 型は、以下のメンバーを公開しています。
コンストラクター
名前 | 説明 | |
---|---|---|
Package | Package クラスの新しいインスタンスを初期化します。 |
先頭に戻る
プロパティ
名前 | 説明 | |
---|---|---|
CertificateContext | 証明書のコンテキストを取得します。値の設定も可能です。 | |
CertificateObject | パッケージの X.509 証明書オブジェクトを取得します。値の設定も可能です。 | |
CheckpointFileName | パッケージの再開を有効にするチェックポイント情報をキャプチャするファイルの名前を取得します。値の設定も可能です。 | |
CheckpointUsage | パッケージが再起動されるかどうか、またはいつパッケージが再起動されるかを示す値を取得します。値の設定も可能です。 | |
CheckSignatureOnLoad | パッケージを読み込むときにデジタル署名を確認するかどうかを示す値を取得します。値の設定も可能です。 | |
Configurations | パッケージの構成のコレクションを取得します。パッケージは、複数の構成をこのパッケージに関連付けることができます。このプロパティは読み取り専用です。 | |
Connections | パッケージの接続マネージャーのコレクションを取得します。 | |
CreationDate | パッケージが作成された日時を取得します。値の設定も可能です。 | |
CreationName | DtsContainer オブジェクトのインスタンスを作成するために使用される文字列を返します。このプロパティは読み取り専用です。 (DtsContainer から継承されています。) | |
CreatorComputerName | パッケージが作成されたコンピューターの名前を取得します。値の設定も可能です。 | |
CreatorName | パッケージを作成した個人の名前を取得します。値の設定も可能です。 | |
DebugMode | DtsContainer オブジェクトがデバッグ モードであるかどうか、および実行中に OnBreakpointHit イベントを起動する必要があるかどうかを示す Boolean を取得または設定します。 (DtsContainer から継承されています。) | |
DelayValidation | 実行時までタスクの検証が遅延されるかどうかを示す Boolean を取得または設定します。既定値は false です。 (DtsContainer から継承されています。) | |
Description | DtsContainer オブジェクトの説明を取得または設定します。 (DtsContainer から継承されています。) | |
DesignEvents | デザイナーまたは他のサード パーティ クライアントがデザイン時にイベントを受け取るかどうかを示す IDTSEvents を取得します。値の設定も可能です。 | |
DesignTimeProperties | インフラストラクチャです。パッケージのデザイン時プロパティ (レイアウト情報など) を取得します。値の設定も可能です。 | |
Disable | DtsContainer オブジェクトが無効かどうかを示す Boolean です。 (DtsContainer から継承されています。) | |
DisableEventHandlers | タスクのイベント ハンドラーが無効かどうかを示す Boolean を取得します。値の設定も可能です。 (EventsProvider から継承されています。) | |
DumpDescriptor | インフラストラクチャです。ダンプ ファイルをいつ生成するかを指定します。 | |
DumpOnAnyError | インフラストラクチャです。パッケージの実行中にエラーが発生した場合にダンプ ファイルを生成するかどうかを指定します。 | |
EnableConfigurations | パッケージが構成を読み込むかどうかを示す値を取得または設定します。 | |
EnableDump | インフラストラクチャです。ダンプ ファイルの生成を有効にするかどうかを指定します。 | |
EncryptCheckpoints | チェックポイント ファイルが暗号化されるかどうかを示す値を取得します。値の設定も可能です。 | |
Errors | パッケージに関連付けられているエラーのコレクションを取得します。このフィールドは読み取り専用です。 | |
EventHandlers | イベント ハンドラー オブジェクトのコレクションを返します。このフィールドは読み取り専用です。 (EventsProvider から継承されています。) | |
EventInfos | EventInfo オブジェクトのコレクションを返します。このフィールドは読み取り専用です。 (EventsProvider から継承されています。) | |
Executables | パッケージ ワークフローの一部であるパッケージに含まれる実行可能オブジェクトのコレクションを取得します。 | |
ExecutionDuration | コンテナーが実行中に費やした時間をミリ秒単位で示す値を返します。このプロパティは読み取り専用です。 (DtsContainer から継承されています。) | |
ExecutionResult | DtsContainer オブジェクトの実行が成功したかどうかを示す値を返します。 (DtsContainer から継承されています。) | |
ExecutionStatus | 呼び出し時における DtsContainer オブジェクトの実行の現在の状態を示す値を返します。 (DtsContainer から継承されています。) | |
ExtendedProperties | パッケージの ExtendedProperties コレクションを取得します。 | |
FailPackageOnFailure | パッケージ内のタスクまたはコンポーネントが失敗したときにパッケージが失敗するかどうかを示す値を取得します。値の設定も可能です。 | |
FailParentOnFailure | 子コンテナーが失敗したときに親コンテナーが失敗するかどうかを定義する Boolean を取得または設定します。 (DtsContainer から継承されています。) | |
ForcedExecutionValue | ForceExecutionValue プロパティが True に設定されている場合は、パッケージから返されるオプションの実行値を取得または設定します。 (DtsContainer から継承されています。) | |
ForceExecutionResult | コンテナーの強制実行結果を指定する DTSForcedExecResult 列挙値を取得または設定します。 (DtsContainer から継承されています。) | |
ForceExecutionValue | コンテナーの実行値に特定の値を適用する必要があるかどうかを示す Boolean を取得または設定します。 (DtsContainer から継承されています。) | |
HasExpressions | パッケージが式を持つかどうかを示す値を取得します。 | |
ID | DtsContainer の ID を返します。この ID は GUID です。この値は読み取り専用です。 (DtsContainer から継承されています。) | |
IgnoreConfigurationsOnLoad | インフラストラクチャです。パッケージが読み込まれるときに構成を無視するかどうかを示す値を取得します。値の設定も可能です。 | |
InteractiveMode | 実行中にタスクがユーザー インターフェイス オブジェクトを表示する必要があるかどうかを示す値を取得します。値の設定も可能です。 | |
IsDefaultLocaleID | コンテナーが既定のロケールを使用するかどうかを示す Boolean です。このプロパティは読み取り専用です。 (DtsContainer から継承されています。) | |
IsolationLevel | DtsContainer オブジェクト内のトランザクションの分離レベルを取得または設定します。 (DtsContainer から継承されています。) | |
LocaleID | DtsContainer オブジェクトが実行されるときに使用する Microsoft Win32® localeID を示す Integer を取得または設定します。 (DtsContainer から継承されています。) | |
LogEntryInfos | LogEntryInfos オブジェクトを返します。このプロパティは読み取り専用です。 (DtsContainer から継承されています。) | |
LoggingMode | コンテナーのログ モードを示す有効な値を DTSLoggingMode 列挙から取得または設定します。 (DtsContainer から継承されています。) | |
LoggingOptions | コンテナーのフィルターおよびログ記録のリソースを示すプロパティを表すオブジェクトを返します。このプロパティは読み取り専用です。 (DtsContainer から継承されています。) | |
LogProviders | パッケージに関連付けられているログ プロバイダーのコレクションを取得します。 | |
MaxConcurrentExecutables | パッケージが作成できるスレッドの数を取得します。値の設定も可能です。 | |
MaximumErrorCount | DtsContainer オブジェクトが実行を停止する前に発生する可能性があるエラーの最大数を示す Integer 値を取得または設定します。 (DtsContainer から継承されています。) | |
Name | DtsContainer の名前を取得または設定します。 (DtsContainer から継承されています。) | |
OfflineMode | パッケージがオフライン モードで動作しているかどうかを示す値を取得します。値の設定も可能です。 | |
PackagePassword | パッケージのパスワードの値を設定します。このプロパティは書き込み専用です。 | |
PackagePriorityClass | パッケージ スレッドの Win32 スレッド優先度クラスを指定します。 | |
PackageType | パッケージを作成したツールを識別する値を指定します。 | |
PackageUpgradeOptions | パッケージのアップグレード オプションを取得します。値の設定も可能です。 | |
Parameters | パッケージのパラメーター コレクションを取得します。 | |
Parent | 親コンテナーを返します。この値は読み取り専用です。 (DtsContainer から継承されています。) | |
PrecedenceConstraints | PrecedenceConstraint オブジェクトのコレクションを取得します。このフィールドは読み取り専用です。 | |
Project | パッケージに関連付けられている指定されたプロジェクトを取得します。値の設定も可能です。 | |
Properties | パッケージの DtsProperties オブジェクトのコレクションを取得します。 | |
ProtectionLevel | パッケージの保護レベルを取得します。 | |
SafeRecursiveProjectPackageExecution | パッケージの再帰実行が安全かどうかを示す値を取得します。値の設定も可能です。 | |
SaveCheckpoints | パッケージの実行中にパッケージがチェックポイントを使用するかどうかを示す値を取得します。値の設定も可能です。 | |
Site | インフラストラクチャです。コンテナーのサイトを取得します。値の設定も可能です。 (DtsContainer から継承されています。) | |
StartTime | コンテナーが実行を開始した時刻を返します。このプロパティは読み取り専用です。 (DtsContainer から継承されています。) | |
StopTime | コンテナーが実行を終了した時刻を返します。このプロパティは読み取り専用です。 (DtsContainer から継承されています。) | |
SuppressConfigurationWarnings | 構成によって生成された警告が非表示になるかどうかを示す値を取得します。値の設定も可能です。 | |
SuspendRequired | ブレークポイントに到達したときにタスクを中断するかどうかを示す Boolean を取得します。値の設定も可能です。この値は、ブレークポイントに到達したときにタスクおよびコンテナーに対してランタイム エンジンで設定されます。 (DtsContainer から継承されています。) | |
TransactionOption | コンテナーがトランザクションに参加するかどうかを示す DTSTransactionOption 列挙値を取得または設定します。 (DtsContainer から継承されています。) | |
UpdateObjects | *** このメンバーは推奨されません。「解説」を参照してください。 *** 更新バージョンが見つかった場合に、パッケージの読み込み時に拡張可能なオブジェクトを更新できるかどうかを示す値を取得します。値の設定も可能です。 | |
VariableDispenser | VariableDispenser オブジェクトを返します。これにより、コンテナーに関連付けられた変数をロックできます。 (DtsContainer から継承されています。) | |
Variables | このコンテナーに関連付けられた変数を含むコレクションを返します。このプロパティは読み取り専用です。 (DtsContainer から継承されています。) | |
VersionBuild | パッケージのビルド バージョンを取得します。 | |
VersionComments | パッケージに関連付けられているバージョンを取得します。値の設定も可能です。 | |
VersionGUID | パッケージが最初に作成されるときに生成されるバージョン GUID を取得します。このフィールドは読み取り専用です。 | |
VersionMajor | パッケージのメジャー ビルド バージョンを取得します。 | |
VersionMinor | パッケージのマイナー ビルド バージョンを取得します。 | |
Warnings | パッケージに設定された警告のコレクションを取得します。このフィールドは読み取り専用です。 |
先頭に戻る
メソッド
名前 | 説明 | |
---|---|---|
AcceptBreakpointManager | このメソッドは、タスクまたはコンテナーの作成時にランタイム エンジンによって呼び出され、そのタスクまたはコンテナーを BreakpointManager マネージャーに渡します。これによりタスクは、ブレークポイントを作成または削除したり、ブレークポイントの状態を確認することができます。このメソッドはランタイムで呼び出されるメソッドであり、コードでは使用されません。 (DtsContainer から継承されています。) | |
AddDataTapPoint | 指定されたデータ フロー タスクの指定されたデータ フロー パスで、データ タップ ポイントを追加します。 | |
CheckSignature | パッケージのデジタル署名の状態を確認します。 | |
ComputeExpressions | インフラストラクチャです。パッケージ オブジェクトの計算式です。 | |
Dispose | アンマネージ リソースの解放またはリセットに関連付けられているアプリケーション定義のタスクを実行します。 (DtsContainer から継承されています。) | |
Equals | 2 つのオブジェクト インスタンスが等しいかどうかを示します。 (DtsObject から継承されています。) | |
Execute() | パッケージの実行が成功したかどうかの情報を含む DTSExecResult 列挙を返します。 | |
Execute(Connections, Variables, IDTSEvents, IDTSLogging, Object) | パッケージ ワークフローの一部として、アプリケーション、コンテナー、またはパッケージを実行します。 (DtsContainer から継承されています。) | |
ExportConfigurationFile | パッケージ内の配置可能なすべての変数を含む XML ファイルを作成します。 | |
FindReferencedObjects | 参照オブジェクトの列挙を返します。 | |
GetBreakpointTargets | BreakpointTargets コレクションを返します。onlyEnabled パラメーターの設定により、コレクションには、パッケージ内のすべてのブレークポイント ターゲットが含まる場合と、有効なブレークポイント ターゲットのみが含まれる場合があります。 | |
GetExecutionPath | 現在のパッケージの実行パスを返します。 | |
GetExpression | 指定したプロパティの式を表す値を返します。Null は、式が割り当てられていないことを示します。 | |
GetHashCode | このインスタンスのハッシュ コードを返します。 (DtsObject から継承されています。) | |
GetObjectFromPackagePath | パッケージ プロパティとオブジェクトを指定されたパッケージ パスから返します。 | |
GetPackagePath | パッケージの場所の相対パスを表す値を返します。 | |
GetType | (Object から継承されています。) | |
ImportConfigurationFile | パッケージに関連付けられた構成ファイルを読み込みます。 | |
LoadFromXML(XmlNode, IDTSEvents) | このメソッドをアプリケーション コードから呼び出すことはできません。.xml として保存されたパッケージを読み込むには、Application.LoadPackage メソッドを使用します。 (DtsContainer から継承されています。) | |
LoadFromXML(String, IDTSEvents) | XML 形式でメモリに保存されている、パッケージとそのすべてのオブジェクトを読み込みます。ハード ドライブに保存されているパッケージを読み込むには、Application.LoadPackage メソッドを使用します。 | |
LoadUserCertificateByHash | 証明書ハッシュに従ってパッケージの証明書を読み込みます。 | |
LoadUserCertificateByName | 証明書名に従ってパッケージの証明書を読み込みます。 | |
ProcessConfiguration | パッケージとそのオブジェクトの構成情報を指定します。 | |
RegenerateID | パッケージの新しい GUID を作成し、パッケージの ID プロパティを更新します。 | |
ResumeExecution | 一時停止したタスクの実行を再開します。タスクまたはコンテナーは、ランタイム エンジンによって再開されます。 (DtsContainer から継承されています。) | |
SaveToXML(String%, IDTSEvents) | XML 形式でパッケージをメモリに保存します。パッケージを *.xml ファイルとしてハード ディスクに保存するには、Application.SaveToXml メソッドを使用します。 | |
SaveToXML(XmlDocument%, XmlNode, IDTSEvents) | このメソッドをアプリケーション コードから呼び出すことはできません。パッケージを .xml として保存するには、Application.SaveToXml メソッドを使用します。 (DtsContainer から継承されています。) | |
SetExpression | 指定した式をプロパティに割り当てます。既存の式をプロパティから削除するには、nullNULL 参照 (Visual Basic では Nothing) を指定します。 | |
SuspendExecution | 実行可能ファイルを中断する必要がある場合に呼び出されます。このメソッドはランタイム エンジンで呼び出されます。 (DtsContainer から継承されています。) | |
ToString | (Object から継承されています。) | |
Validate | コンテナーの正常実行を妨げる無効な設定が含まれていないかどうかを確認できます。 (DtsContainer から継承されています。) |
先頭に戻る
イベント
名前 | 説明 | |
---|---|---|
Disposed | コンポーネント上の Disposed イベントを待機するイベント ハンドラーを追加します。 (DtsContainer から継承されています。) |
先頭に戻る
フィールド
名前 | 説明 | |
---|---|---|
m_executable | インフラストラクチャです。実行可能ファイルです。 (Executable から継承されています。) |
先頭に戻る
説明
パッケージは、他のコンテナー、接続、タスク、変換、変数、構成、および優先順位制約のコレクションです。 パッケージは、プログラムで作成することも、SSIS デザイナーのグラフィカル ツールを使用して作成することもできます。 パッケージは、Microsoft SQL Server や XML ファイルを含む、さまざまな場所に保存できます。
パッケージの詳細については、「Integration Services (SSIS) パッケージ」を参照してください。
スレッド セーフ
この型の public static (Visual Basic では Shared) のメンバーはすべて、スレッド セーフです。インスタンス メンバーの場合は、スレッド セーフであるとは限りません。