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データベース メールから送信された電子メール メッセージの状態の確認

このトピックでは、Transact-SQL を使用して、SQL Server 2012 のデータベース メール経由で送信された電子メール メッセージの状態を確認する方法について説明します。

  • 作業を開始する準備: 

  • データベース メールを使用して送信された電子メールの状態を表示する方法: Transact-SQL の使用

作業を開始する準備

データベース メールは、送信する電子メール メッセージのコピーを保持し、msdb データベースの sysmail_allitemssysmail_sentitemssysmail_unsentitems、および sysmail_faileditems の各ビューに表示します。 データベース メール外部プログラムは、利用状況をログに記録し、Windows アプリケーション イベント ログや msdb データベースの sysmail_event_log ビューでそのログを表示します。 電子メール メッセージの状態を確認するには、このビューに対してクエリを実行します。 電子メール メッセージの状態は、sentunsentretrying、および failed のいずれかになります。

Transact-SQL の使用

データベース メールを使用して送信された電子メールの状態を表示するには

注意

この手順の例については、このセクションの後半の「例 (Transact-SQL)」を参照してください。

  1. sysmail_allitems テーブルから選択して、mailitem_id または sent_status で対象のメッセージを指定します。

  2. その電子メール メッセージについてデータベース メール外部プログラムから返される状態を確認するには、次のセクションに示すように、mailitem_id 列で sysmail_allitemssysmail_event_log ビューを結合します。

    データベース メール外部プログラムの既定では、正常に送信されたメッセージについての情報がログに記録されません。 すべてのメッセージをログに記録するには、データベース メール構成ウィザード[システム パラメーターの構成] ページを使用して、ログのレベルを詳細に設定します。

例 (Transact-SQL)

次の例では、外部プログラムが正常に送信できなかった、danw への電子メール メッセージに関する情報を表示します。 このステートメントは、件名、外部プログラムでメッセージの送信に失敗した日時、およびデータベース メール ログに記録されているエラー メッセージの一覧を表示します。

USE msdb ;
GO

-- Show the subject, the time that the mail item row was last
-- modified, and the log information.
-- Join sysmail_faileditems to sysmail_event_log 
-- on the mailitem_id column.
-- In the WHERE clause list items where danw was in the recipients,
-- copy_recipients, or blind_copy_recipients.
-- These are the items that would have been sent
-- to danw.

SELECT items.subject,
    items.last_mod_date
    ,l.description FROM dbo.sysmail_faileditems as items
INNER JOIN dbo.sysmail_event_log AS l
    ON items.mailitem_id = l.mailitem_id
WHERE items.recipients LIKE '%danw%'  
    OR items.copy_recipients LIKE '%danw%' 
    OR items.blind_copy_recipients LIKE '%danw%'
GO

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関連項目

概念

データベース メールのログ記録と監査