[全般] ( ダイアログ ボックス) (Analysis Services - 多次元データ)

SQL Server データ ツール (SSDT) の [ストレージのオプション] ダイアログ ボックスの [全般] タブを使用すると、ディメンション、キューブ、メジャー グループ、またはパーティションにストレージ モードとプロアクティブ キャッシュを設定できます。

注
これらの設定を変更する前に、ストレージ モードおよびプロアクティブ キャッシュの機能について理解しておく必要があります。 詳細については、「プロアクティブ キャッシュ (パーティション)」を参照してください。

オプション

用語	定義
[ストレージ モード]	オブジェクトで使用するストレージ モードを選択します。 [MOLAP] 多次元 OLAP (MOLAP) ストレージが使用されます。 [HOLAP] ハイブリッド OLAP (HOLAP) ストレージが使用されます。 [ROLAP] リレーショナル OLAP (ROLAP) ストレージが使用されます。
[プロアクティブ キャッシュを有効にする]	プロアクティブ キャッシュを有効にします。 注 このオプションが選択されていない場合、[ストレージ モード] を除くすべてのオプションは無効です。
[データの変更時にキャッシュを更新する]	[通知] タブで選択した通知方法を使用して、通知を受け取るたびにオブジェクトの MOLAP イメージを更新します。 [通知] タブの詳細については、「[通知] ([ストレージのオプション] ダイアログ ボックス) (Analysis Services - 多次元データ)」を参照してください。 注 このオプションは、[プロアクティブ キャッシュを有効にする] が選択されていない場合は無効です。
[サイレント状態の間隔]	プロアクティブ キャッシュによってオブジェクトに対する新しい MOLAP イメージの作成が開始される前に、オブジェクトが動作しない最短間隔と時間単位を設定します。 注 このオプションは、[データの変更時にキャッシュを更新する] が選択されていない場合は無効です。
[サイレント状態のオーバーライド間隔]	現在のオブジェクトの利用状況にかかわらず、オブジェクトに対する通知の受信後、プロアクティブ キャッシュによってオブジェクトの新しい MOLAP イメージの作成が開始される最長間隔と時間単位を設定します。 この間隔に到達した後で受信した通知により、この間隔によってトリガーされた MOLAP イメージのプロセスが中止されることはありません。 注 このオプションは、[データの変更時にキャッシュを更新する] が選択されていない場合は無効です。 注 このオプションは、[ストレージ モード] が [HOLAP] に設定されている場合は設定しないでください。
[古いキャッシュを削除する]	新しい MOLAP キャッシュの作成の開始と、既存の MOLAP キャッシュの削除までの間隔を指定します。 注 このオプションは、[プロアクティブ キャッシュを有効にする] が選択されていない場合は無効です。 注 このオプションは、[ストレージ モード] が [HOLAP] に設定されている場合は設定しないでください。
[待機時間]	新しい MOLAP キャッシュの作成と、既存の MOLAP キャッシュの削除までの間隔と時間単位を選択します。 注 このオプションは、[古いキャッシュを削除する] が選択されていない場合は無効です。 注 このオプションは、[ストレージ モード] が [HOLAP] に設定されている場合は設定しないでください。
[キャッシュを定期的に更新する]	通知にかかわらず、定期的に MOLAP イメージを更新します。 注 このオプションは、[プロアクティブ キャッシュを有効にする] が選択されていない場合は無効です。 注 このオプションは、[ストレージ モード] が [HOLAP] に設定されている場合は設定しないでください。
[再構築間隔]	新しい MOLAP イメージが作成された後、通知にかかわらず、Microsoft SQL Server Analysis Services がオブジェクトに対して MOLAP イメージのプロセスを再開する間隔と時間単位を選択します。 この間隔に到達した後で受信した通知により、この間隔によってトリガーされた MOLAP イメージのプロセスが中止されることはありません。 注 このオプションは、[キャッシュを定期的に更新] が選択されていない場合は無効です。 注 このオプションは、[ストレージ モード] が [HOLAP] に設定されている場合は設定しないでください。
[すぐにオンラインにする]	オブジェクトをすぐにオンラインにします。 このオプションを設定した場合、オブジェクトは基になる ROLAP ストレージを使用して、MOLAP キャッシュが再構築される間にクエリを解決します。 このオプションが設定されていない場合、オブジェクトに対する MOLAP キャッシュが完了した後にのみ、オブジェクトがオンラインになります。
[ROLAP 集計を有効にする]	基になるデータ ソース上の具体化されたビューを使用して、集計を格納します。 注 基になるデータ ソースが具体化されたビューをサポートしない場合は、オブジェクトの処理時にエラーが発生します。
[設定をディメンションに適用する]	関連するディメンションにストレージ モードとプロアクティブ キャッシュ設定を適用します。

関連項目

参照

[ストレージのオプション] ダイアログ ボックス (Analysis Services - 多次元データ)

[通知] ([ストレージのオプション] ダイアログ ボックス) (Analysis Services - 多次元データ)