次の方法で共有


ページ (レポート マネージャー)

クリックスルー レポートは、レポート内に含まれている対話的なデータをユーザーがクリックしたときに、関連するデータのテーブルを表示するレポートです。 これらのレポートは、レポートの作成に使用したモデルに含まれている情報に基づいて、レポート サーバーによって生成されます。 レポート サーバーによって生成されるクリックスルー レポートを使用しない場合は、カスタム レポートを作成し、レポート サーバーにパブリッシュして、そのモデルで定義されている対話的なデータ ポイントにマップすることができます。 カスタム レポートは、レポート ビルダーで同じモデルを使用して作成し、レポート サーバーにパブリッシュする必要があります。 カスタム レポートをモデル内のアイテムにマップするには、レポート マネージャーの [クリックスルー レポート] ページを使用します。

[クリックスルー レポート] ページには、定義済みのパブリッシュされたレポート ビルダーのレポートを、モデル内の特定のエンティティ、フォルダー、およびアイテムにマップする方法が用意されています。 レポートをモデル内の特定のアイテムにマップすると、そのアイテムに移動したユーザーは、レポート サーバーによって生成された一時レポートではなく、カスタム レポートを取得できます。

カスタム レポートを提供する場合、レポートの単一インスタンスおよび複数インスタンスの両方のバージョンを含める必要があります。 単一インスタンスまたは複数インスタンスのどちらのレポートが実行時にユーザーに表示されるかは、ユーザーが特定のエンティティに移動するために使用するデータ パスで決まります。 レポートのどちらかのバージョンが必要ないということを、事前に知ることができない場合があります。

エンティティにマップするカスタム レポートは、レポート サーバー フォルダー階層を通して安全性が確保されています。 モデル アイテムをレポートにマップした場合、そのレポートに移動したユーザーがレポートを使用できないときは、カスタム レポートではなく、レポート サーバーによって生成された一時レポートがそのユーザーに提供されます。

アクセス可能な任意のレポートを選択できますが、構成する対象のモデル用に作成されたレポートのみを選択してください。

注意

クリックスルー レポートは、Microsoft SQL Server のすべてのエディションで使用できるわけではありません。 SQL Server の各エディションでサポートされる機能の一覧については、「SQL Server 2012 の各エディションがサポートする機能」を参照してください。 組織で実行している SQL Server のエディションが不明な場合は、データベース管理者に問い合わせてください。

ナビゲーション

ユーザー インターフェイス (UI) のこの場所に移動するには、次の手順に従います。

[クリックスルー レポート] ページを表示するには

  1. レポート マネージャーを開き、クリックスルー レポートをエンティティにマップする対象のモデルを探します。

  2. モデルの上にマウス ポインターを移動し、下矢印をクリックします。

  3. ドロップダウン メニューの [管理] をクリックします。 この操作により、モデルの [全般] プロパティ ページが開きます。

  4. [クリックスルー] タブをクリックします。

オプション

  • モデル アイテムの階層
    カスタマイズされたレポートを提供する、対象のモデル名前空間内のエンティティ、フォルダー、およびアイテムを表示します。

  • [単一インスタンスのレポート]
    ユーザーの移動によって単一インスタンス データのビューが必要な場合は、使用するカスタム レポートを指定します。 参照ボタンをクリックして、使用するレポートを選択します。

  • [複数インスタンスのレポート]
    ユーザーの移動によって複数インスタンス データのビューが必要な場合は、使用するカスタム レポートを指定します。 参照ボタンをクリックして、使用するレポートを選択します。

関連項目

タスク

レポートのパブリッシュ