scan for startup procs サーバー構成オプションの構成
このトピックでは、SQL Server 2012 で SQL Server Management Studio または Transact-SQL を使用して、scan for startup procs サーバー構成オプションを構成する方法について説明します。 scan for startup procs オプションは、SQL Server 起動時のストアド プロシージャの自動実行をスキャンする場合に使用します。 このオプションを 1 に設定すると、SQL Server によって、サーバーで定義されているすべての自動実行ストアド プロシージャがスキャンされ、実行されます。 scan for startup procs の既定値は 0 です。この値を設定した場合、スキャンは行われません。
このトピックの内容
作業を開始する準備:
推奨事項
セキュリティ
以下を使用して scan for startup procs オプションを構成するには:
SQL Server Management Studio
Transact-SQL
補足情報: [スタートアップ プロシージャのスキャン] オプションを構成した後
作業を開始する準備
推奨事項
このオプションは詳細設定オプションであるため、熟練したデータベース管理者または認定された SQL Server 技術者だけが変更するようにしてください。
このオプションの値は sp_configure を使用して設定できますが、ストアド プロシージャを自動的に実行するかどうかを設定する sp_procoption を使用すれば、値が自動的に設定されます。 sp_procoption を使用して、最初のストアド プロシージャを autoproc として設定すると、このオプションの値は自動的に 1 に設定されます。 sp_procoption を使用して、最後のストアド プロシージャを autoproc として設定解除すると、このオプションの値は自動的に 0 に設定されます。 sp_procoption を使用して autoprocs として設定またはその設定を解除し、ストアド プロシージャを削除する前に必ず autoprocs の設定を解除すれば、このオプションを手動で設定する必要がなくなります。
セキュリティ
権限
パラメーターなしで、または最初のパラメーターだけを指定して sp_configure を実行する権限は、既定ですべてのユーザーに付与されます。 両方のパラメーターを指定した sp_configure を実行して構成オプションを変更したり RECONFIGURE ステートメントを実行したりするには、ALTER SETTINGS サーバーレベル権限がユーザーに付与されている必要があります。 ALTER SETTINGS 権限は、sysadmin 固定サーバー ロールと serveradmin 固定サーバー ロールでは暗黙のうちに付与されています。
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SQL Server Management Studio の使用
[スタートアップ プロシージャのスキャン] オプションを構成するには
オブジェクト エクスプローラーでサーバーを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
[詳細設定] ノードをクリックします。
[その他] の下で、[スタートアップ プロシージャのスキャン] オプションのドロップダウン リストから目的の値を選択して、[True] または [False] を指定します。
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Transact-SQL の使用
[スタートアップ プロシージャのスキャン] オプションを構成するには
データベース エンジンに接続します。
[標準] ツール バーの [新しいクエリ] をクリックします。
次の例をコピーしてクエリ ウィンドウに貼り付け、[実行] をクリックします。 この例では、sp_configure を使用して、scan for startup procs オプションの値を 1 に設定する方法を示します。
USE AdventureWorks2012 ;
GO
EXEC sp_configure 'show advanced options', 1 ;
GO
RECONFIGURE
GO
EXEC sp_configure 'scan for startup procs', 1 ;
GO
RECONFIGURE
GO
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補足情報:[スタートアップ プロシージャのスキャン] オプションを構成した後
設定を有効にするには、サーバーを再起動する必要があります。
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