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[Excel で分析] (キューブ デザイナーの タブ) (Analysis Services - 多次元データ)

キューブ開発者は、プロジェクトがエンド ユーザーにどのように表示されるかを "Excel で分析" で簡単に確認できます。 "Excel で分析" 機能によって Microsoft Excel が開き、モデル ワークスペース データベースへのデータ ソース接続が作成され、自動的にピボットテーブルがワークシートに追加されます。 この機能は、以前のリリースで [ブラウザー] タブに組み込みのピボットテーブルを提供していた Office Web コントロールに替わるものです。

キューブ データを表示するには:

  1. SQL Server Data Tools のソリューション エクスプローラーで、キューブをダブルクリックします。キューブ デザイナーで、そのキューブが開かれます。

  2. [ブラウザー] タブをクリックします。

  3. [再接続] をクリックして、接続を検証します。

  4. メニュー バーの Excel アイコンをクリックします。

  5. データ接続の有効化を求めるメッセージが表示されたら、[有効] をクリックします。 現在のデータ接続を使用して Excel が開かれ、ワークシートにはピボットテーブルが追加されて、データの参照が可能になります。

これで、メジャーをファクト テーブルから値領域にドラッグしたり、ディメンション属性を行領域や列領域にドラッグしたりして、ピボットテーブルを対話的に構築できます。 階層がある場合は、行領域または列領域に追加します。 階層をロール アップまたはドリル ダウンして、異なるレベルのファクト データを参照できます。

オブジェクトとデータは、有効なユーザーまたはロールおよびパースペクティブのコンテキスト内で表示されます。 Excel を使用している場合、クエリ実行時のデータ ソースへの接続には、[権限借用情報] ページで指定された資格情報ではなく、現在のユーザーの資格情報が使用されます。

注意

"Excel で分析" 機能を使用するには、SQL Server データ ツール (SSDT) と同じコンピューターに Excel がインストールされている必要があります。 Excel が同じコンピューターにインストールされていない場合は、別のコンピューターの Excel を使用して、データ ソースとしてキューブに接続できます。 これにより、ピボットテーブルをワークシートに手動で追加することができます。 モデル オブジェクト (テーブル、列、メジャー、および KPI) は、ピボットテーブルのフィールドの一覧にフィールドとして含まれています。

"Excel で分析" 機能の詳細については、以下のリソースを参照してください。

Excel で分析 (SSAS テーブル)

Excel でのテーブル モデルの分析 (SSAS テーブル)

キューブ内のデータおよびメタデータの参照

関連項目

参照

[ブラウザー] (キューブ デザイナー) (Analysis Services - 多次元データ)

ツール バー (キューブ デザイナーの [ブラウザー] タブ) (Analysis Services - 多次元データ)

[メタデータ] (キューブ デザイナーの [ブラウザー] タブ) (Analysis Services - 多次元データ)

クエリとフィルター (キューブ デザイナーの [ブラウザー] タブ) (Analysis Services - 多次元データ)