Mode 要素 (XMLA)
指定されたオブジェクトに対するロックを作成するときに、親要素 Lock によって使用されるモードを識別します。
構文
<Lock>
...
<Mode>...</Mode>
...
</Lock>
要素の特性
特性 |
説明 |
|---|---|
データ型と長さ |
String (列挙型) |
既定値 |
なし |
基数 |
1-1 : 必須要素で、1 回だけ出現します |
要素のリレーションシップ
リレーションシップ |
要素 |
|---|---|
親要素 |
|
子要素 |
なし |
説明
親要素 Lock は、オブジェクトに対して作成するロックの種類を指定するために Mode 要素を使用します。 この要素の値は、次の表の一覧に示す文字列のいずれかに限定されています。
値 |
説明 |
|---|---|
CommitShared |
指定されたオブジェクトに対して共有ロックが設定されます。 同じオブジェクトに対して他の共有ロックを作成できます。 共有ロックを使用すると、指定されたオブジェクトに対する書き込み操作を伴うトランザクション (Alter コマンドを実行する Execute メソッド呼び出しなど) は、共有ロックが解除されるまでコミットできません。 共有ロックの場合、読み取り操作を伴うトランザクション (Discover メソッド呼び出しや、Statement コマンドを実行する Execute メソッド呼び出しなど) はコミットできます。 |
CommitExclusive |
指定されたオブジェクトに対して排他ロックが設定されます。 同じオブジェクトに対して、他の共有ロックまたは排他ロックを作成することはできません。 排他ロックを使用すると、指定されたオブジェクトに対する読み取り操作または書き込み操作を伴うトランザクションは、排他ロックが解除されるまでコミットできません。 |