sp_enum_proxy_for_subsystem (Transact-SQL)
SQL Server エージェント プロキシがサブシステムにアクセスするための権限を一覧表示します。
構文
sp_enum_proxy_for_subsystem
[ @proxy_id = ] proxy_id,
[ @proxy_name = ] 'proxy_name',
[ @subsystem_id = ] subsystem_id,
[ @subsystem_name = ] 'subsystem_name'
引数
[ @proxy_id = ] proxy_id
情報を一覧表示するプロキシの識別番号を指定します。 proxy_id のデータ型は int で、既定値は NULL です。 id または proxy_name のいずれかを指定できます。[ @proxy_name = ] 'proxy_name'
情報を一覧表示するプロキシの名前を指定します。 proxy_name のデータ型は sysname で、既定値は NULL です。 id または proxy_name のいずれかを指定できます。[ @subsystem_id = ] subsystem_id
情報を一覧表示するサブシステムの識別番号を指定します。 subsystem_id のデータ型は int で、既定値は NULL です。 subsystem_id または subsystem_name のいずれかを指定できます。[ @subsystem_name = ] 'subsystem_name'
情報を一覧表示するサブシステムの名前を指定します。 subsystem_name のデータ型は sysname で、既定値は NULL です。 subsystem_id または subsystem_name のいずれかを指定できます。
戻り値
0 (成功) または 1 (失敗)
結果セット
列名 |
データ型 |
説明 |
---|---|---|
subsystem_id |
int |
サブシステムの識別番号 |
subsystem_name |
sysname |
サブシステムの名前 |
proxy_id |
int |
プロキシの識別番号 |
proxy_name |
sysname |
プロキシの名前 |
説明
パラメーターを指定しない場合、sp_enum_proxy_for_subsystem では、各サブシステムのインスタンス内にあるすべてのプロキシに関する情報が一覧表示されます。
プロキシ ID またはプロキシ名を指定した場合、sp_enum_proxy_for_subsystem では、プロキシがアクセスできるサブシステムが一覧表示されます。 サブシステム ID またはサブシステム名を指定した場合、sp_enum_proxy_for_subsystem では、そのサブシステムにアクセスできるプロキシが一覧表示されます。
プロキシ情報とサブシステム情報の両方を指定した場合、結果セットでは、指定のプロキシが指定のサブシステムにアクセスできる場合に 1 行のデータが返されます。
このストアド プロシージャは、msdb にあります。
権限
このプロシージャの実行権限は、既定では sysadmin 固定サーバー ロールのメンバーに与えられています。
使用例
A. すべての関連付けを一覧表示する
次の例では、現在のインスタンスに対し、プロキシとサブシステムの間に確立されているすべての権限を一覧表示します。
USE msdb ;
GO
EXEC dbo.sp_enum_proxy_for_subsystem ;
GO
B. プロキシが特定のサブシステムにアクセスできるかどうかを確認する
次の例では、プロキシ Catalog application proxy が ActiveScripting サブシステムにアクセスできる場合に、1 行のデータが返されます。 それ以外の場合は空の結果セットが返されます。
USE msdb ;
GO
EXEC dbo.sp_enum_proxy_for_subsystem
@subsystem_name = 'ActiveScripting',
@proxy_name = 'Catalog application proxy' ;
GO