サブクエリの作成 (Visual Database Tools)
クエリの結果は、他のクエリへの入力内容として使用できます。 IN( ) 関数、EXISTS 演算子、FROM 句などを使用するサブクエリの結果を、ステートメントとして再利用できます。
サブクエリは、SQL ペインに直接入力して作成することも、クエリをコピーおよび貼り付けして作成することもできます。
SQL ペインでサブクエリを定義するには
最初のクエリを作成します。
SQL ペインで SQL ステートメントを選択し、[コピー] をクリックしてクリップボードにクエリを移動します。
新しいクエリの入力を開始し、WHERE 句または FROM 句に最初のクエリを [貼り付け] で貼り付けます。
たとえば、products および suppliers という 2 つのテーブルがあり、スウェーデンの業者の製品をすべて表示するクエリを作成するとします。 まず、suppliers からスウェーデンの業者を検索するクエリを作成します。
SELECT supplier_id FROM supplier WHERE (country = 'Sweden')
[コピー] を使用してクリップボードにこのクエリをコピーします。 次に、products テーブルから製品に関する情報を一覧表示する 2 番目のクエリを作成します。
SELECT product_id, supplier_id, product_name FROM products
SQL ペインで、2 番目のクエリに WHERE 句を追加し、クリップボードにある最初のクエリを貼り付けます。 最初のクエリをかっこで囲むと、最終的に次のようになります。
SELECT product_id, supplier_id, product_name FROM products WHERE supplier_id IN (SELECT supplier_id FROM supplier WHERE (country = 'Sweden'))
関連項目
概念
サポートされるクエリの種類 (Visual Database Tools)