sp_dropalias (Transact-SQL)

現在のデータベースのユーザーと SQL Server ログインをリンクしている別名を削除します。

重要
sp_dropalias は、以前のバージョンの SQL Server と互換性があります。 この機能は、Microsoft SQL Server の次のバージョンで削除されます。新規の開発作業ではこの機能を使用しないようにし、現在この機能を使用しているアプリケーションはできるだけ早く修正してください。 SQL Server では、別名を使用する代わりに、ロールとそれに権限を与える機能を使用できます。

Transact-SQL 構文表記規則

構文

sp_dropalias [ @loginame = ] 'login'

引数

• [ @loginame = ] 'login'
  別名を削除する SQL Server ログイン、Windows ログイン、または Windows グループの名前を指定します。login のデータ型は sysname で、既定値はありません。 login が存在している必要があります。

戻り値

0 (成功) または 1 (失敗)

説明

別名を使用すると、ログインはデータベース内のユーザーの識別情報を使用できます。したがって、そのデータベースでの作業中にそのユーザーの権限を使用できます。

別名を削除すると、ログインは、現在のデータベースで別名を使用しているユーザーに関連する操作を実行できなくなります。

ユーザー定義のトランザクション内では、sp_dropalias は実行できません。

権限

db_owner 固定データベース ロールのメンバーシップが必要です。

使用例

次の例では、SQL Server ログイン Victoria の別名を、現在のデータベースから削除します。

EXEC sp_dropalias 'Victoria'

関連項目

参照

セキュリティ ストアド プロシージャ (Transact-SQL)

sp_addrolemember (Transact-SQL)

sp_droprolemember (Transact-SQL)

システム ストアド プロシージャ (Transact-SQL)