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サービスの管理に関するセキュリティ要件

Microsoft SQL Server サービスと SQL Server エージェント サービスを管理するには、SQL Server 構成マネージャーまたは SQL Server Management Studio を使用します。 クラスター化されたサーバー上のサービスを管理するには、クラスター アドミニストレーターを使用します。

SQL Server サービスを管理し、サーバー構成オプションを設定するには、serveradmin 固定サーバー ロールまたは sysadmin 固定サーバー ロールのメンバーであることが必要です。 Windows の Administrators グループのメンバーは、サービスを開始および停止したり、Windows で提供されているサーバー オプションを構成したりできます。

注意

適切に操作するには、サービスに使用するアカウントに、正しいドメイン、ファイル システム、およびレジストリ権限を設定する必要があります。 必要な権限については、「Windows サービス アカウントと権限の構成」を参照してください。

Windows Management Instrumentation

SQL Server 構成マネージャーと SQL Server Management Studio では、一部のサーバー プロパティの表示および変更に Windows Management Instrumentation (WMI) が使用されます。 サービスを管理し、サービスの状態を取得するには、ユーザーは WMI オブジェクトにアクセスする権限を持っている必要があります。 SQL Server Management Studio では、次のサーバー プロパティ ページで WMI が使用されています。

  • サービスの自動開始

  • 起動時のパラメーター

  • セキュリティ

  • その他のサーバーの設定

関連タスク

SQL Server ツールでサーバーの状態を表示できるようにする WMI の構成

関連コンテンツ

構成管理用の WMI プロバイダーの概念