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sys.fn_trace_getinfo (Transact-SQL)

指定されたトレースまたはすべての既存のトレースに関する情報を返します。

重要な注意事項重要

この機能は、将来のバージョンの Microsoft SQL Server では削除される予定です。新しい開発作業では、この機能の使用を避け、現在この機能を使用しているアプリケーションは修正するようにしてください。代わりに拡張イベントを使用します。

トピック リンク アイコン Transact-SQL 構文表記規則

構文

sys.fn_trace_getinfo ( { trace_id | NULL | 0 | DEFAULT } )

引数

  • trace_id
    トレースの ID を指定します。 trace_id のデータ型は int です。 有効な入力値は、トレースの ID 番号、NULL、0、または DEFAULT です。 このコンテキストでは、NULL、0、および DEFAULT は同じ値になります。 SQL Server のインスタンスのすべてのトレースに関する情報を返すには NULL、0、または DEFAULT を指定します。

返されるテーブル

列名

データ型

説明

traceid

int

トレースの ID。

property

int

トレースのプロパティ。

1 = トレース オプション。 詳細については、「sp_trace_create (Transact-SQL)」の「@options」を参照してください。

2 = ファイル名。

3 = 最大サイズ。

4 = 停止時刻。

5 = 現在のトレースの状態。 0 = 停止。 1 = 実行中。

value

sql_variant

指定したトレースのプロパティに関する情報。

説明

特定のトレースの ID が渡された場合、fn_trace_getinfo ではそのトレースに関する情報が返されます。 無効な ID が渡された場合、空の行セットが返されます。

fn_trace_getinfo を実行すると、結果セットに含まれるトレース ファイルの名前には .trc 拡張子が付けられます。 トレースの定義の詳細については、「sp_trace_create (Transact-SQL)」を参照してください。 トレース フィルターの同様の情報については、「sys.fn_trace_getfilterinfo (Transact-SQL)」を参照してください。

トレース ストアド プロシージャを使用した完全な例については、「トレースの作成 (Transact-SQL)」を参照してください。

権限

サーバーに対する ALTER TRACE 権限が必要です。

使用例

次の例では、すべてのアクティブなトレースに関する情報を返します。

SELECT * FROM sys.fn_trace_getinfo(0) ;
GO

関連項目

タスク

トレースの作成 (Transact-SQL)

参照

sp_trace_create (Transact-SQL)

sp_trace_generateevent (Transact-SQL)

sp_trace_setevent (Transact-SQL)

sp_trace_setfilter (Transact-SQL)

sp_trace_setstatus (Transact-SQL)

sys.fn_trace_getfilterinfo (Transact-SQL)

sys.fn_trace_geteventinfo (Transact-SQL)

sys.fn_trace_gettable (Transact-SQL)