SQL Server Management Studio によるサーバー管理
Microsoft SQL Server Management Studio は、SQL Server 管理者のサーバー管理要件を満たすように設計された、優れた統合管理クライアントです。 Management Studio では、オブジェクト エクスプローラーを使用して管理タスクを実行します。オブジェクト エクスプローラーでは、SQL Server ファミリのあらゆるサーバーに接続して、その内容をグラフィカルに表示できます。 対象になるサーバーは、データベース エンジン、Analysis Services、Reporting Services、または Integration Services のインスタンスです。
Management Studio のツール コンポーネントとしては、登録済みサーバー、オブジェクト エクスプローラー、ソリューション エクスプローラー、テンプレート エクスプローラー、[オブジェクト エクスプローラーの詳細] ページ、ドキュメント ウィンドウがあります。 ツールを表示するには、[表示] メニューでツール名をクリックします。 クエリ エディター ツールを表示するには、ツール バーの [新しいクエリ] ボタンをクリックします。
重要 |
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既定では、Management Studio と SQL Server の間のネットワーク通信は暗号化されません。 暗号化接続を確立しない限り、Management Studio ではパスワードなどの機密データを処理しないでください。 詳細については、「データベース エンジンへの暗号化接続の有効化 (SQL Server 構成マネージャー)」を参照してください。 |
Management Studio を使用して以下の操作を実行できます。
サーバーの登録
データベース エンジン、SSAS、SSRS、または SSIS のインスタンスへの接続
サーバー プロパティの設定
データベースや SSAS オブジェクト (キューブ、ディメンション、アセンブリなど) の管理
オブジェクト (データベース、テーブル、キューブ、データベース ユーザー、ログインなど) の作成
ファイルとファイル グループの管理
データベースのアタッチ/デタッチ
スクリプト ツールの起動
セキュリティの管理
システム ログの表示
現在の利用状況の監視
レプリケーションの設定
フルテキスト インデックスの管理
SQL Server または SQL Server エージェントの開始と停止には、SQL Server 構成マネージャーを使用します。