コマンド プロンプト ユーティリティ リファレンス (データベース エンジン)
コマンド プロンプト ユーティリティを使用すると、SQL Server の操作のスクリプトを作成できます。 次の表は、SQL Server に付属するコマンド プロンプト ユーティリティの一覧です。
ユーティリティ |
説明 |
インストール先 |
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ユーザー指定の形式で、Microsoft SQL Server インスタンスとデータ ファイルとの間で、データをコピーします。 |
<ドライブ>:\Program Files\Microsoft SQL Server\110\ Tools\Binn |
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作業負荷の分析、およびその作業負荷に対してサーバー パフォーマンスを最適化するための推奨物理デザイン構造の分析を行います。 |
<ドライブ>:\Program Files\Microsoft SQL Server\110\ Tools\Binn |
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Integration Services パッケージを構成および実行します。 このコマンド プロンプト ユーティリティのユーザー インターフェイス バージョンは DTExecUI と呼ばれ、これにより [パッケージ実行ユーティリティ] が表示されます。 |
<ドライブ>:\Program Files\Microsoft SQL Server\110\ DTS\Binn |
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SSIS パッケージを管理します。 |
<ドライブ>:\Program Files\Microsoft SQL Server\110\ DTS\Binn |
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Analysis Services プロジェクトを Analysis Services のインスタンスに配置します。 |
<ドライブ>:\Program Files\Microsoft SQL Server\110\ Tools\Binn\VShell\Common7\IDE |
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Transact-SQL ステートメント、システム プロシージャ、およびスクリプト ファイルをコマンド プロンプトで入力できるようになります。 |
<ドライブ>:\Program Files\Microsoft SQL Server\110\ Tools\Binn |
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コマンド プロンプトから SQL Server Profiler を起動します。 |
<ドライブ>:\Program Files\Microsoft SQL Server\110\ Tools\Binn |
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Reporting Services レポート サーバーを管理するために作成されたスクリプトを実行します。 |
<ドライブ>:\Program Files\Microsoft SQL Server\110\ Tools\Binn |
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レポート サーバー接続を構成します。 |
<ドライブ>:\Program Files\Microsoft SQL Server\110\ Tools\Binn |
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レポート サーバー上の暗号化キーを管理します。 |
<ドライブ>:\Program Files\Microsoft SQL Server\110\ Tools\Binn |
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コマンド プロンプトから SQL Server エージェントを開始します。 |
<ドライブ>:\Program Files\Microsoft SQL Server\<instance_name>\MSSQL\Binn |
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Transact-SQL ステートメント、システム プロシージャ、およびスクリプト ファイルをコマンド プロンプトで入力できるようになります。 |
<ドライブ>:\Program Files\Microsoft SQL Server\110\ Tools\Binn |
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Microsoft カスタマー サービスおよびサポートの診断情報を収集します。 |
<ドライブ>:\Program Files\Microsoft SQL Server\110\ Tools\Binn |
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バックアップ、コピー、および復元ジョブを実行することなく、ログ配布構成のバックアップ、コピー、復元操作、および関連するクリーンアップ作業を行うために使用されます。 |
<ドライブ>:\Program Files\Microsoft SQL Server\110\ Tools\Binn |
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プログラムの開発者を対象とした SQL Server の実行モードです。 |
<ドライブ>:\Program Files\Microsoft SQL Server\110\Tools\Binn\ |
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以前のバージョンの SQL Server で作成されたデータベース メンテナンス プランを実行します。 |
<ドライブ>:\Program Files\Microsoft SQL Server\MSSQL11.MSSQLSERVER\MSSQL\Binn |
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PowerShell コマンドおよびスクリプトを実行します。 SQL Server PowerShell プロバイダーおよびコマンドレットの読み込みと登録を行います。 |
<ドライブ>:\Program Files\Microsoft SQL Server\110\ Tools\Binn |
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トラブルシューティングを行うために、コマンド プロンプトからデータベース エンジン インスタンスを開始および停止します。 |
<ドライブ>:\Program Files\Microsoft SQL Server\MSSQL11.MSSQLSERVER\MSSQL\Binn |
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コマンド プロンプトから SQL Server Management Studio を起動します。 |
<ドライブ>:\Program Files\Microsoft SQL Server\110\ Tools\Binn\VSShell\Common7\IDE |
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2 つのテーブルのデータを比較し、非収束について調査します。これは、レプリケーション トポロジのトラブルシューティングを行う場合に便利です。 |
<ドライブ>:\Program Files\Microsoft SQL Server\110\ COM |
Windows 8 を使用して SQL Server 構成マネージャーにアクセスするには
SQL Server 構成マネージャーは Microsoft 管理コンソール プログラムのスナップインであり、スタンドアロン プログラムではありません。そのため、Windows 8 を実行している場合、SQL Server 構成マネージャーはアプリケーションとして表示されません。 SQL Server 構成マネージャーを開くには、検索チャームで、[アプリ] の下に「SQLServerManager11.msc」(SQL Server 2012 の場合) または「SQLServerManager10.msc」(SQL Server 2008 の場合) と入力し、Enter キーを押します。
コマンド プロンプト ユーティリティで使用する構文表記規則
表記 |
使用目的 |
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大文字 |
オペレーティング システム レベルで使用するステートメントと用語 |
monospace |
サンプルのコマンドとプログラム コード |
斜体 |
ユーザーが指定するパラメーター |
太字 |
示されたとおりに入力する必要があるコマンド、パラメーター、およびその他の構文 |