Article.SubscriberIdentityRangeSize プロパティ
サブスクライバーのテーブルの ID 列に対して、別の ID 範囲を割り当てることなく挿入可能な新しい行の最大数を取得します。値の設定も可能です。
名前空間: Microsoft.SqlServer.Replication
アセンブリ: Microsoft.SqlServer.Rmo (Microsoft.SqlServer.Rmo.dll)
構文
'宣言
Public Property SubscriberIdentityRangeSize As Long
Get
Set
'使用
Dim instance As Article
Dim value As Long
value = instance.SubscriberIdentityRangeSize
instance.SubscriberIdentityRangeSize = value
public long SubscriberIdentityRangeSize { get; set; }
public:
property long long SubscriberIdentityRangeSize {
long long get ();
void set (long long value);
}
member SubscriberIdentityRangeSize : int64 with get, set
function get SubscriberIdentityRangeSize () : long
function set SubscriberIdentityRangeSize (value : long)
プロパティ値
型: System.Int64
ID 列に挿入可能な最大行数です。
例外
| 例外 | 条件 |
|---|---|
| ApplicationException |
説明
IdentityRangeManagementOption が Automatic である場合、SubscriberIdentityRangeSize の値を指定する必要があります。
MergeArticle オブジェクトの場合、SubscriberIdentityRangeSize で指定した ID 範囲は、パブリッシャーへの ID 範囲の割り当て時、およびクライアント サブスクリプションを持つサブスクライバーへの ID 範囲の割り当て時に使用されます。
SubscriberIdentityRangeSize プロパティを取得できるのは、パブリッシャー側およびサブスクライバー側 (サブスクライバーを再パブリッシュする場合) の固定サーバー ロール sysadmin のメンバーです。 また、パブリケーション データベースの固定データベース ロール db_owner のメンバー、および PAL のメンバーも取得できます。 MergeArticle オブジェクトの場合は、ディストリビューター側の固定データベース ロール replmonitor のメンバーも取得できます。
SubscriberIdentityRangeSize プロパティを設定できるのは、パブリッシャー側の固定サーバー ロール sysadmin のメンバーです。 また、パブリケーション データベースの固定データベース ロール db_owner のメンバーも設定できます。
SubscriberIdentityRangeSize を取得すると、sp_helparticle (Transact-SQL) (トランザクション レプリケーションまたはスナップショット レプリケーションの場合) または sp_helpmergearticle (Transact-SQL) (マージ レプリケーションの場合) を実行したのと同じことになります。
SubscriberIdentityRangeSize を設定すると、トランザクション レプリケーションまたはスナップショット レプリケーションの sp_addarticle (Transact-SQL) または sp_changearticle (Transact-SQL) を実行したのと同じことになります。 また、マージ レプリケーションの sp_addmergearticle (Transact-SQL) または sp_changemergearticle (Transact-SQL) を実行したのと同じことになります。