マージ テーブル アーティクルの処理順序の指定 (レプリケーション Transact-SQL プログラミング)
マージ レプリケーションでは、同期処理中にアーティクルをマージ エージェントで処理する順序を指定できます。 この順序は、レプリケーションのストアド プロシージャを使用して、アーティクル作成時に各アーティクルに対してプログラムから割り当てることができます。 アーティクルは、値の小さい方から大きい方へと処理されます。 2 つのアーティクルに同じ値が割り当てられている場合、両方のアーティクルが同時に処理されます。 詳細については、「マージ アーティクルの処理順序の指定」を参照してください。
新しいマージ アーティクルの処理順序を指定するには
パブリッシャー側のパブリケーション データベースに対して、sp_addmergearticle (Transact-SQL) を実行します。 アーティクルの処理順序を表す整数値を @processing_order に指定します。 詳細については、「アーティクルの定義」を参照してください。
注 処理順序を指定してアーティクルを作成する場合は、アーティクルの順序を表す値の間に、ある程度の間隔を設けるようにしてください。 こうすることで、後で、新しい値を設定するときに作業が楽になります。 たとえば、処理順序を指定するアーティクルが 3 つある場合、@processing_order の値を 1、2、3 とせずに、それぞれ、10、20、30 のように指定します。
マージ アーティクルの処理順序を変更するには
アーティクルの処理順序を指定するには、sp_helpmergearticle (Transact-SQL) を実行し、結果セットの processing_order の値を確認します。
パブリッシャー側のパブリケーション データベースに対して、sp_changemergearticle (Transact-SQL) を実行します。 @property に processing_order を、@value に処理順序を表す整数値を指定します。