AdomdDataReader クラス
コマンドを実行して順方向専用の結果セットを読み取る手段を提供し、分析データ ソースへのアクセスに使用できます。
継承階層
System.Object
System.MarshalByRefObject
Microsoft.AnalysisServices.AdomdClient.AdomdDataReader
名前空間: Microsoft.AnalysisServices.AdomdClient
アセンブリ: Microsoft.AnalysisServices.AdomdClient (Microsoft.AnalysisServices.AdomdClient.dll)
構文
'宣言
Public NotInheritable Class AdomdDataReader _
Inherits MarshalByRefObject _
Implements IDataReader, IDisposable, IDataRecord, IEnumerable
'使用
Dim instance As AdomdDataReader
public sealed class AdomdDataReader : MarshalByRefObject,
IDataReader, IDisposable, IDataRecord, IEnumerable
public ref class AdomdDataReader sealed : public MarshalByRefObject,
IDataReader, IDisposable, IDataRecord, IEnumerable
[<SealedAttribute>]
type AdomdDataReader =
class
inherit MarshalByRefObject
interface IDataReader
interface IDisposable
interface IDataRecord
interface IEnumerable
end
public final class AdomdDataReader extends MarshalByRefObject implements IDataReader, IDisposable, IDataRecord, IEnumerable
AdomdDataReader 型は、以下のメンバーを公開しています。
プロパティ
名前 | 説明 | |
---|---|---|
Depth | 現在の行の入れ子の深さを示す値を取得します。 | |
FieldCount | 現在の行に含まれる列の数を示す値を取得します。 | |
IsClosed | データ リーダーが閉じているかどうかを示す値を取得します。 | |
Item[Int32] | 位置を示す序数を指定して、列の値をネイティブ形式で取得します。Microsoft Visual C# の場合、このプロパティは AdomdDataReader クラスのインデクサーとなります。 | |
Item[String] | 名前を指定して、列の値をネイティブ形式で取得します。Microsoft Visual C# の場合、このプロパティは AdomdDataReader クラスのインデクサーとなります。 | |
RecordsAffected | このメンバーは将来使用するために予約されています。 |
先頭に戻る
メソッド
名前 | 説明 | |
---|---|---|
Close | AdomdDataReader を閉じます。 | |
CreateObjRef | セキュリティ クリティカル。 (MarshalByRefObject から継承されています。) | |
Dispose | アンマネージ リソースの解放またはリセットに関連付けられているアプリケーション定義のタスクを実行します。 | |
Equals | (Object から継承されています。) | |
GetBoolean | 指定された列の値を示す Boolean を返します。 | |
GetByte | 指定された列の値を示す Byte を返します。 | |
GetBytes | このメンバーは将来使用するために予約されています。 | |
GetChar | 指定された列の値を表す Char を返します。 | |
GetChars | 指定された列の値のストリームを示す Char オブジェクトの配列を返します。 | |
GetData | 1 つの列がさらに多くのリモート構造化データをポイントしている場合に使用される System.Data.IDataReader インターフェイスを返します。 | |
GetDataReader | 指定された列から AdomdDataReader オブジェクトを取得します。 | |
GetDataTypeName | 指定された列のデータ型の完全な名前を表す String を返します。 | |
GetDateTime | 指定された列の値を表す DateTime を返します。 | |
GetDecimal | 指定された列の値を表す Decimal を返します。 | |
GetDouble | 指定された列の値を示す Double を返します。 | |
GetEnumerator | コレクションの繰り返し処理で使用する IEnumerator インターフェイスを取得します。 | |
GetFieldType | 指定された列のデータ型を表す Type を返します。 | |
GetFloat | 指定された列の値を示す Float を返します。 | |
GetGuid | 指定された列の値を示す Guid を返します。 | |
GetHashCode | (Object から継承されています。) | |
GetInt16 | 指定された列の値を表す Int16 を返します。 | |
GetInt32 | 指定された列の値を表す Int32 を返します。 | |
GetInt64 | 指定された列の値を表す Int64 を返します。 | |
GetLifetimeService | セキュリティ クリティカル。 (MarshalByRefObject から継承されています。) | |
GetName | 指定された列の名前を返します。 | |
GetOrdinal | 指定された列の位置を示す序数を返します。 | |
GetSchemaTable | AdomdDataReader の列メタデータを表す DataTable を返します。 | |
GetString | 指定された列の値を表す String を返します。 | |
GetTimeSpan | 指定された列の値を TimeSpan オブジェクトとして取得します。 | |
GetType | (Object から継承されています。) | |
GetValue | 指定された列の値をネイティブ形式で返します。 | |
GetValues | 現在の行のすべての列の値の配列を取得します。 | |
InitializeLifetimeService | セキュリティ クリティカル。 (MarshalByRefObject から継承されています。) | |
IsDBNull | 列が NULL に設定されているかどうかを示す値を表す Boolean を返します。 | |
NextResult | このメンバーは将来使用するために予約されています。 | |
Read | 次の行に AdomdDataReader を進めます。 | |
ToString | (Object から継承されています。) |
先頭に戻る
明示的なインターフェイスの実装
名前 | 説明 | |
---|---|---|
IEnumerable.GetEnumerator | コレクションを反復処理する列挙子を取得します。 |
先頭に戻る
説明
AdomdDataReader クラスは、ADOMD.NET の [System.Data.IDataReader] インターフェイスの実装です。 すべての Microsoft .NET Framework データ プロバイダーは、順方向専用の結果セットを迅速に読み取る手段として [System.Data.IDataReader] インターフェイスを実装します。
AdomdDataReader を作成するには、コンストラクターを直接使用するのではなく、AdomdCommand の ExecuteReader メソッドを呼び出す必要があります。
AdomdDataReader を使用している間、AdomdCommand および関連付けられた AdomdConnection は、AdomdDataReader を処理するためにビジー状態になります。 この状態の間は、AdomdConnection または AdomdCommand オブジェクトに対して、閉じる以外の操作は何も実行できません。 この状態は、AdomdDataReader の Close または Dispose メソッドが呼び出されるまで続きます。 データが読み取られている間に別のプロセスまたはスレッドによって結果セットに加えられた変更は、AdomdDataReader のユーザーに表示される場合がありますが、 正確な動作は、タイミングに応じて変わります。
AdomdDataReader が閉じた後に呼び出すことができるプロパティは、IsClosed と RecordsAffected だけです。
スレッド セーフ
この型の public static (Visual Basic では Shared) のメンバーはすべて、スレッド セーフです。インスタンス メンバーの場合は、スレッド セーフであるとは限りません。