次の方法で共有


OPENQUERY (DMX)

ソース データ クエリを既存のデータ ソースへのクエリで置き換えます。 INSERT、SELECT FROM PREDICTION JOIN、および SELECT FROM NATURAL PREDICTION JOIN ステートメントは、OPENQUERY をサポートします。

構文

OPENQUERY(<named datasource>, <query syntax>)

引数

  • named datasource
    Microsoft SQL Server Analysis Services のデータベースに存在するデータ ソースです。

  • query syntax
    行セットを返すクエリ構文です。

説明

OPENQUERY はデータ ソース権限をサポートしているので、外部データへのアクセスをより安全に行うことができます。 接続文字列はデータ ソースに格納されるので、管理者はデータ ソースのプロパティを使用して、データへのアクセスを管理することができます。 データ ソースの詳細については、「サポートされるデータ ソースの種類 (SSAS 多次元)」を参照してください。

OPENQUERY に関連した権限の問題については、「Analysis Services で使用するデータ ソースのセキュリティ保護」を参照してください。

サーバー上で使用できるデータ ソースの一覧を取得するには、MDSCHEMA_INPUT_DATASOURCES スキーマ行セットに対してクエリを実行します。 MDSCHEMA_INPUT_DATASOURCES の使用に関する詳細については、「MDSCHEMA_INPUT_DATASOURCES 行セット」を参照してください。

また、次の DMX クエリを使用すると、現在の Analysis Services データベース内のデータ ソースの一覧を返すこともできます。

SELECT * FROM $system.MDSCHEMA_INPUT_DATASOURCES

使用例

次の例では、Analysis Services データベースで既に定義されている MyDS データ ソースを使用して、 AdventureWorksDW2012 データベースへの接続を作成し、vTargetMail ビューにクエリを実行します。

OPENQUERY (MyDS,'SELECT TOP 1000 * FROM vTargetMail')

関連項目

参照

<source data query>

データ マイニング拡張機能 (DMX) データ操作ステートメント

データ マイニング拡張機能 (DMX) ステートメント リファレンス