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MDSCHEMA_FUNCTIONS 行セット

データベースに接続されているクライアント アプリケーションで利用できる関数について記述します。

行セットの列

MDSCHEMA_FUNCTIONS 行セットには、次の列が含まれています。

列名

型インジケーター

長さ

説明

FUNCTION_NAME

DBTYPE_WSTR

関数の名前。

DESCRIPTION

DBTYPE_WSTR

関数の説明。

PARAMETER_LIST

DBTYPE_WSTR

Microsoft Visual Basic と同様の形式に設定されたパラメーターのコンマ区切りの一覧。 たとえば、パラメーターは String としての Name になります。

RETURN_TYPE

DBTYPE_I4

関数の戻りデータ型の VARTYPE

ORIGIN

DBTYPE_I4

元の関数。

  • 1 は MDX 関数です。

  • 2 はユーザー定義関数です。

INTERFACE_NAME

DBTYPE_WSTR

ユーザー定義関数のインターフェイス名。

多次元式 (MDX) 関数のグループ名。

LIBRARY_NAME

DBTYPE_WSTR

ユーザー定義関数のタイプ ライブラリ名。 MDX 関数の場合は NULL になります。

DLL_NAME

DBTYPE_WSTR

(省略可) ユーザー定義関数を実装するアセンブリの名前。

MDX 関数の場合は VT_NULL を返します。

HELP_FILE

DBTYPE_WSTR

(省略可) ユーザー定義関数のヘルプ ドキュメントを含んでいるファイルの名前。

MDX 関数の場合は VT_NULL を返します。

HELP_CONTEXT

DBTYPE_I4

(省略可) この関数のヘルプ コンテキスト ID を返します。

OBJECT

DBTYPE_WSTR

(省略可) プロパティが適用されるオブジェクト クラスの汎用的な名前。 たとえば、<level_name>.Members 関数に対応する行セットは "Level" を返します。

ユーザー定義関数または非プロパティ MDX 関数の場合は VT_NULL を返します。

CAPTION

DBTYPE_WSTR

関数の表示キャプション。

行セットは、ORIGININTERFACE_NAMEFUNCTION_NAME を基準に並べ替えることができます。

制限の列

MDSCHEMA_FUNCTIONS 行セットは、次の表に示されている列で制限できます。

列名

型インジケーター

制限の状態

LIBRARY_NAME

DBTYPE_WSTR

省略可。

INTERFACE_NAME

DBTYPE_WSTR

省略可。

FUNCTION_NAME

DBTYPE_WSTR

省略可。

ORIGIN

DBTYPE_I4

省略可。

関連項目

参照

OLE DB for OLAP スキーマ行セット