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SharePoint モードの Analysis Services サーバーのハードウェアとソフトウェアの要件 (SQL Server 2012 SP1)

SQL Server 2012 SP1 における SharePoint モードの Analysis Server は、SharePoint 2013 ファームの外で実行されます。 Analysis Services サーバーは、SharePoint ファームに含まれるサーバーにインストールできます。ただし、Analysis Services は、ファーム内の SharePoint のサービスには依存しません。

スタンドアロン サーバーにインストールされた Analysis Services

Analysis Services サーバーだけを SharePoint モードでサーバーにインストールする場合、最小システム要件は、SharePoint サーバーの要件ではなく SQL Server 2012 に基づきます。

SQL Server 2012 のインストールに必要なハードウェアおよびソフトウェア

PowerPivot for SharePoint は、RAM のしきい値と処理能力が高い新世代のビジネス サーバー上で最適に動作します。 メモリへの PowerPivot データの格納には大量の RAM が使用されるため、 RAM は構造の変化に対応できる機能をサポートしています。 追加のプロセッサにより、長時間にわたって実行される生の未集計データのスキャンがサポートされます。 このデータの構造は、ユーザーが Excel クライアントやフロントエンド インターフェイスを使用して開始したデータ分析に応じて動的に変化します。

ヒントヒント

PowerPivot for SharePoint では、L2 キャッシュと L3 キャッシュを使用します。 パフォーマンスを向上させるには、大容量の L2 および L3 キャッシュが搭載されたプロセッサを使用することを検討してください。

次の表は、ハードウェアの最小構成と推奨構成を示しています。

コンポーネント

最小

推奨

プロセッサ

64 ビット デュアルコア プロセッサ、3 GHz

16 コア

RAM

8 GB の RAM

64 GB の RAM

ストレージ

80 GB のストレージ

80 GB 以上

前のセクションのハードウェアの推奨事項は、SharePoint ファームに含まれていないスタンドアロンの PowerPivot for SharePoint 2013 サーバーを対象としています。

SQL Server のライセンスの詳細については、以下を参照してください。

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SharePoint 2013 サーバーにインストールされた Analysis Services

Analysis Services サーバーだけを SharePoint モードで SharePoint ファームのサーバーにインストールする場合は、以下のリンクで、SQL Server 2012 サーバーと SharePoint サーバー両方の最小システム要件を確認してください。

SharePoint 2013 のハードウェアおよびソフトウェアの標準の推奨構成は、ワークグループまたはチーム向けの Web ベースのドキュメント管理ソリューション用の構成です。 PowerPivot 処理ではデータが集中的に使用されるため、ワークロード全体の数が少ない場合 (ユーザー数またはブック数が 100 件未満の場合など) を除き、 標準の推奨設定では十分でないことがあります。 大規模な PowerPivot の配置を行う場合は、さらに高い処理能力が必要です。

追加情報

SharePoint 2010 の PowerPivot のハードウェア要件については、「ハードウェアとソフトウェアの要件 (PowerPivot for SharePoint と Reporting Services の SharePoint モード)」を参照してください。

SharePoint の変更点については、「SharePoint 2010 から SharePoint 2013 への変更点」(https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/ff607742(office.15).aspx) を参照してください。