Set-PowerPivotEngineService コマンドレット
PowerPivotEngineService オブジェクトのグローバル プロパティをファームレベルで設定します。
構文
Set-PowerPivotEngineService [-Identity] <PowerPivotEngineServicePipeBind> [-UpdateAssemblyInformation <switch>] [-Confirm <switch>] [-ServiceLogOnAsPassword <SecureString>] [-ServiceLogOnAsUserName <string>] [<CommonParameters>]
説明
Set-PowerPivotEngineService コマンドレットは、ファーム内の PowerPivot エンジン サービスの親オブジェクトのプロパティを更新します。
パラメーター
-Identity <PowerPivotEngineServicePipeBind>
プロパティを更新する親オブジェクトを指定します。 値は、有効な GUID またはオブジェクトのインスタンスである必要があります。 Get-PowerPivotEngineService を使用して、オブジェクトのインスタンスを返すことができます。
必須/オプション |
オプション |
位置 |
0 |
既定値 |
|
パイプライン入力の受け入れ |
可 |
ワイルドカード文字の受け入れ |
不可 |
-UpdateAssemblyInformation <switch>
アップグレードの目的にのみ使用します。 SharePoint 構成データベースに格納されているバージョンと、ファームに配置されているアセンブリ バージョンが異なる場合、このコマンドレットを実行して構成データベース内のアセンブリ情報を更新できます。 アセンブリのバージョン情報は、グローバル アセンブリに格納されている Microsoft.AnalysisServices.SharePoint.Integration.dll のファイル プロパティで利用可能です。
必須/オプション |
オプション |
位置 |
1 |
既定値 |
|
パイプライン入力の受け入れ |
不可 |
ワイルドカード文字の受け入れ |
不可 |
-ServiceLogOnAsUserName <string>
操作が実行されるドメイン ユーザー アカウントを指定します。
必須/オプション |
オプション |
位置 |
指定 |
既定値 |
|
パイプライン入力の受け入れ |
可 |
ワイルドカード文字の受け入れ |
不可 |
-ServiceLogOnAsPassword <SecureString>
ドメイン ユーザー アカウントのパスワードを指定します。
必須/オプション |
オプション |
位置 |
指定 |
既定値 |
|
パイプライン入力の受け入れ |
可 |
ワイルドカード文字の受け入れ |
不可 |
-Confirm <switch>
コマンドを実行する前に確認メッセージを表示します。 既定では、この値は有効にされています。 コマンドで確認応答を省略するには、コマンドで Confirm:$false を指定してください。
必須/オプション |
オプション |
位置 |
指定 |
既定値 |
|
パイプライン入力の受け入れ |
不可 |
ワイルドカード文字の受け入れ |
不可 |
<CommonParameters>
このコマンドレットは共通のパラメーターをサポートしています (-Verbose、-Debug、-ErrorAction、-ErrorVariable、-OutBuffer、および -OutVariable)。 詳細については、「About_CommonParameters」を参照してください。
入力および出力
入力型は、コマンドレットにパイプできるオブジェクトの型です。 戻り値の型は、コマンドレットが返すオブジェクトの型です。
入力 |
なし。 |
出力 |
なし。 |
使用例
C:\PS>$credentials = Get-SPCredential "Contoso\Ann"
C:\PS>Set-PowerPivotEngineService –ServiceLogOnAsUserName $credentials.UserName -ServiceLogOnAsPassword $credentials.Password
カスタム関数またはスクリプトでは、これらの資格情報オプションを使用して、他のユーザーのコンテキストでサーバー操作を実行できます。