New-PowerPivotSystemServiceInstance コマンドレット
アプリケーション サーバーに PowerPivot System サービスの新しいインスタンスを追加します。
構文
New-PowerPivotSystemServiceInstance [[-ParentService] <PowerPivotMidTierServicePipeBind>] [-SystemServiceInstanceName <string>] [-Provision] [<CommonParameters>]
説明
New-PowerPivotSystemServiceInstance コマンドレットは、SQL Server セットアップを使用して PowerPivot for SharePoint をローカル アプリケーション サーバーにインストールした後に、ファーム レベルで新しい PowerPivotSystemService オブジェクトを作成します。 各アプリケーション サーバーにサービス インスタンスを 1 つだけ作成できます。 サービスが既に準備されている場合は、このコマンドレットを実行することはできません。
パラメーター
-ParentService <PowerPivotMidTierServicePipeBind>
ファーム内の PowerPivot システム サービスの親オブジェクトの GUID を指定します。 このリリースでは、1 つの親オブジェクトのみが許可されます。 Get-PowerPivotSystemService を使用してサービス オブジェクトまたはその GUID を返すことができます。
必須/オプション |
オプション |
位置 |
0 |
既定値 |
|
パイプライン入力の受け入れ |
可 |
ワイルドカード文字の受け入れ |
不可 |
-SystemServiceInstanceName <string>
このオブジェクトを識別する名前を指定します。
必須/オプション |
オプション |
位置 |
1 |
既定値 |
|
パイプライン入力の受け入れ |
不可 |
ワイルドカード文字の受け入れ |
不可 |
Provision [<SwitchParameter>]
SharePoint でサービスを利用できるようにします。 有効な値は $true または $false です。
必須/オプション |
オプション |
位置 |
指定 |
既定値 |
|
パイプライン入力の受け入れ |
不可 |
ワイルドカード文字の受け入れ |
不可 |
<CommonParameters>
このコマンドレットは共通のパラメーターをサポートしています (Verbose、Debug、ErrorAction、ErrorVariable、WarningAction、WarningVariable、OutBuffer、および OutVariable)。 詳細については、「About_CommonParameters」を参照してください。
入力および出力
入力型は、コマンドレットにパイプできるオブジェクトの型です。 戻り値の型は、コマンドレットが返すオブジェクトの型です。
入力 |
なし。 |
出力 |
なし。 |
例 1
C:\PS>New-PowerPivotSystemServiceInstance -Provision:$true
この例は、コマンドレットの最も一般的な形式を示します。 これにより、ローカル アプリケーション サーバー上の PowerPivot System サービスをファームに登録します。
例 2
C:\PS>New-PowerPivotSystemServiceInstance -SystemServiceInstanceName "MyPSSInstance" -provision:$false
この例では、PowerPivot System サービス インスタンスに名前を付けますが、準備はしません。 名前を指定しない場合は、既定の名前である SQL Server Analysis Services System サービス インスタンスが使用されます。 サービスのカスタム名を作成するのはオプションです。 テスト シナリオをサポートするために、または、後の手順でインスタンスを準備するためのカスタム ツールまたはスクリプトを持っている場合、サービスに名前を付けることができます。